Hisakazu Hirabayashi * Official Blog2009年03月

手術終了、いたって元気です

以前のエントリーで触れた抜釘手術を行いまして、昨日より自宅療養中。無事に手術は成功し、「案ずるより産むが『アメリ』」でした。いたって健康です。メッセージをくださった、皆さま、ご心配をおかけしたしました。

どうも、ありがとうございました。
執刀してくださったB先生も看護師の皆さまにもお世話になりました。

タブーに触れられ、「スタジオ凍る」場面



『どうなってしまう? テレビのこれから』で、騒音オバサンの話が出たときに、スルーされた場面があったのですが、この映像です。動画のサブタイトルが、「スタジオ凍る」なのですが、まさにそんな感じです。ダジャレを言っている場合じゃありませんが、シーンとしたシーンです。

どうなってしまう? テレビのこれから(まとめ)

tvnhk.jpg

番組を観ていたら、せっかく良いテーマなのに、議論が掘り下がっていかない。
靴の上から(足の)かゆい所を掻くこと。転じて、もどかしい。
隔靴掻痒の感がして、エントリーを連発してお騒がせいたしました。

番組を見終わって、冷静になっての私の感想です。

番組製作者は、NHKにおいて画期的なことをやりました。
民放のプロデューサーやディレクターを出演者として招き、過去の民放の番組をふんだんに資料映像として流すほか、番組の打ち合わせ現場や、民放各局の春の番組改編の様子を巨大パネルをつくって紹介。この「かつてない試み」は、さぞかし大変だったと思いますが、失礼ながら、そこで企画が燃え尽きた感があります。

で、そこからどんなテレビであるのかについてのテーマが散漫で、なんとなく、(1)インターネットは驚異だ、(2)いや、インターネットを活用すべきだ、(3)テレビとインターネットは別物だ……の議論だけがグルグルと回っていたような印象が残ります。

私は「画期的」をいかすためには、インターネットとの関連抜きで、純粋にテレビについて語ったほうが、議論は深まっただろうと思われます。インターネットの論点に入れてしまうと、「テレビのこれから」ではなく、「メディアのこれから」になってしまうからです。すると技術論、ライフスタイル論へとどんどんと広がってしまいます。

それよりも。
テレビ業界の発展や番組づくりを妨げる、パンドラの箱を開けて欲しかった。
それこそ視聴者が「スポンサーによる圧力って本当にあるんですか?」……なんて議論があったら、それこそ本当に画期的だったと思うのです。

布団を叩いていた騒音のオバサンを例にして、テレビは「(絵になる映像ならば)報道でも、バラエティでも、お笑い番組でも使う」「オバサンをオモチャにした」という、ハッとするような指摘がありました。これもまた視聴者代表の出演者の発言であったのですが、スルーされてしまいました。

『渦』。
テレビの視聴率のタブーを扱った小説です。
1979年に松本清張が書いたことが、2009年のテレビで話せない。

ああ、もったいない。
イトイさんじゃないけど、すごくきれいにまとめると、番組製作者よりも視聴者の方が正義感が強くて賢い、ということが浮かび上がった約3時間でした。

渦 (新潮文庫)渦 (新潮文庫)
(1979/11)
松本 清張

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どうなってしまう? テレビのこれから(7)

「秋田県ではWBCが見られない」そうです。
つまり、東京のテレ朝系列とTBS系列が見られない、ということでしょうか。
なのでインターネットで情報収集するしかない。
これも視聴者の意見でした。
あと、時間は前後しますが、さきほど民放連会長が録画することを、「テープで録る」って言っちゃっいました。

どうなってしまう? テレビのこれから(6)

インターネットvsテレビ。
「決まった時間に番組を見る機会は?」
……のアンケートは、「今後少なくなるなるだろう」が多数になりました。
ギョーカイ人の“決まった時間に番組を見る”を主張するわけですが、同じ考えでも視聴者の意見がユニーク。

「みんな、お寿司好きですか? 私はHDDでテレビ番組をいっぱい録画したけど、録画しただけで満足しちゃうんです。でも、時間ごとに番組が変わるのは、回転寿司みたいで、気に入ったモノを食べる気がするんです」。
株主優待