Hisakazu Hirabayashi * Official Blog2009年09月

セッションは続く

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ゲームパブリッシャーのトップマネジメントの方たちのセッションへ。パネルディスカッション方式で。

それぞれの方のキャリアの違いが出ていておもしろい。経営者のキャラクターとその方のキャリアは、切り離して考えることはできないのだ。

ネットワークは横軸

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SCE・平井社長講演後のトークセッションの様子。広い事業領域(ハードもソフトも)について、真摯にマジメに語られた。

なかでも、力点を置かれていたのはネットワークのことだったか。雑感の詳細は改めてまとめます。

今日から東京ゲームショウ2009です

明日から東京ゲームショウが開催されます。
幕張で取材します。

私の定義する取材とは、現場で五感を総動員することで、必要機材はたくさん持参していきますが、単にインタビューを録音したり、場内を撮影することではありません。

どのようにアウトプットするかは、その五感の指示に従うことになるかと思いますが、なるべく多くの更新をしていく予定です。Twitterとどう使い分けるかも、特に方針は定めずに取材に赴きます。

海の幸を食べ、自然に触れたあとで、デジタル製品に囲まれて、昨日の午後を過ごしました。
波の音、虫の声を聞いたあとの電子音です。
体内のバランスがとれていて、コンディションは良好です。

写真は現在の場内の様子……ではなく、2006年の様子です。
06年とは、ゲーム業界で何が起きた年かは、言わずもがなの年ですね。
06年と09年は、何が変わらなくて、何が変わったのか。
まずは、そんなことをボッーと考えながら現地へ。

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まっすぐ整体院の成功を祈る!

  • Day:2009.09.23 20:41
  • Cat:働く
私の生家がある、湯河原とはどういう場所か?

海があり、山があり、温泉がある。
東京都の西部から、渋滞がなければクルマで約1時間で着いてしまう。
交通の便はいい。

細川護煕元首相、推理小説家の西村京太郎氏も、現在は、神奈川県・湯河原町に住んでいる。古くは、作家・武者小路実篤や洋画家の安井曾太郎が、創作のために滞在し、日本画の大家・竹内栖鳳は湯河原にアトリエを構えていた。芸術の香りも漂う。

隣町の真鶴は魚が美味しく、山側の箱根は国際的な観光地である。
湯河原の良きところは、いくらでも並べ立てることができる。

この地に「住みたい」という知り合いは多い。特に私よりも、やや若い世代の知人のご両親などが、「湯河原に住みたい」と言っているというお話を、よく聞く。

だが、その経済的な実態は東京からの距離100km以下にして、日本の地方格差の例に漏れず、人口は減り、肝心な観光業も衰退気味である。そんな衰退気味などと、他人事を言っている場合ではなく、実際にこうなることを予見して、旅館業につかなったのは私だし、町に残る友人や親族たちも、自然美や気候はともかく、ビジネスをすることにおいては苦労は絶えないようだ。

以前エントリーで、紹介したKazu君こと山中一弘院長はまっすぐ整体院を開業した。開業したら、「名前はストレートなのがいい」と言っていたが、本当にまっすぐ勝負の名前にしてしまった。

彼は自身のブログで、私から「地理・マーケティングの課外授業」を受けたと書いているが、その時の資料がコレである。

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湯河原という地形の、どこに人口が密集しているか。そのうちの2割に告知して、8割りの認知を得るためにはどうしたらいいか? 多数ある、旅館・保養所・別荘でも、ポイントとしておさえるべき2割はどこか? 限られた時間とコストでの独立起業なので、パレートの法則(2:8の法則)を意識した。

通常のエリアマーケティングと呼ばれるものとは、ちょっと違う、地理に沿った戦略(?)を私の手書きでつくってみたのだ。

五所神社を中心に宮上、宮下と言う。
人口統計にカウントされない別荘族の流動をつかむこと。
平日と休日のマーケットの違い。


あの時は、まだ到着したばかりで、平林さんの話なんてチンプンカンプンだったと思うけど、そのうちだんだんと意味がわかってくるはずだ。

土地勘を早く身につけ、そこに若干の科学があれば、持ち前のキャラクターと日頃の感謝の心で、地元の人々に愛されて、成功するだろう。

がんばれ!
まっすぐ整体院 湯河原!
電話 0465-43-6708



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ご長寿クイズが嫌いでした

なんだか曜日と祝日と日付の関係が混乱しているが、今日は敬老の日だ。

敬老の日を、皆さんはどうやって過ごしてきたのかわからないが、私は子どものころ、祖父・祖母に手紙を書いた。厳密に言うと、母に言われて書かされた。文章力があるわけではないので、結びの言葉は毎年、「いつまでも、長生きしてください」だった記憶がある。

敬老精神?
こんなマジメなものではなかったかもしれないが、「お年寄りを大事にしなさい」は、いつも厳しく言われていた。

そんな昔のしつけのせいか、お年寄りの間違った答えを見て笑う、このクイズ、初めて観た時から、嫌悪感を覚えた。

よく、ゴールデンタイムで放映できたと思う。むしろ、人気コーナーになってしまったのは、司会者のキャラクターと演出が巧みだったからだろうか。そして、狡猾にも題名を「ご長寿」にしたのも、この番組を成立せしめた要因だろう。

でも、私はこれらの数々の演出に騙されずに、この番組が嫌いだった。それを笑って見ている人も嫌いだった。そして何より、視界に入って見てしまったとき、思わず笑ってしまう自分も嫌いだった。

下の動画は笑うためのものではない、悲しむためのものだ。

もし、私の祖父や祖母が生きていて、この番組に出演すると言ったら猛反対するが、この番組の出演者の家族は、「テレビに出られる」と喜んでいたのだろうか。


整体の施術中です

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以前、ご紹介した神奈川県湯河原町の「まっすぐ整体院」の山中院長が施術をしています。

ひとりが背骨を踏み、もうひとりが骨のズレが治りやすいように足を引っ張る。ふたりのコンビネーションで、歪んだ骨、曲がった骨と戦うのです。

なんだか、厳粛な雰囲気の中での真剣勝負のようです。
株主優待