Hisakazu Hirabayashi * Official Blog2012年03月

国がつけたGoogleへのイチャモン

ちょっとブログを改造してみようかと思う。
長文を書いたり、自分の意見、満載のブログじゃなくてね。
Blogの元の意味はWeblog。

World Wide Web上のウェブページのURLとともに覚え書きや論評などを加えログ(記録)しているウェブサイトの一種である。


の原点に立ち戻って。
今、気になるニュースはコレ。

総務省と経済産業省は2月29日、グーグルに対し、同社の新プライバシーポリシーにおいて、法令遵守と利用者への明確な説明などの対応をするよう、文書で通知した。

総務省のプレスリリース
http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000117.html
各社の報道
http://www.j-cast.com/2012/03/01124056.html
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120301_515834.html
http://www.rbbtoday.com/article/2012/03/01/86844.html

総務省や経済産業省。
つまり日本の政府がGoogleに注意促すのは、わからないでもないけれど、視野狭すぎ&手遅れではないだろうか。
Google、そしてFacebookは、私たちの、少なくとも私の情報を、私が居住して住民権がある日本国よりも、東京都よりも、渋谷区よりも、よく知っている。

ネーミングがあまりにも悪くて、総スカンを食らったが、これって「国民総背番号制」の導入に失敗した政府の八つ当たりのようだ。

“日本では、現在、基礎年金番号、健康保険被保険者番号、パスポートの番号、納税者番号、運転免許証番号、住民基本台帳カードなど各行政機関が個別に番号をつけているため、国民の個人情報管理に関して縦割り行政で重複投資になっている。あらゆる行政サービスを包括する身分証明書は現在のところ存在せず、これは先進国ではかなり珍しい”

らしいぞ。

だけど、Googleは「懸念残るなか、Googleの新プライバシーポリシー発効」した。
http://news.mynavi.jp/news/2012/03/02/018/

名前は悪いけど「国民総背番号制」がきちんと導入されていたら、年金は消えることはなかったし、脱税はしにくいし、健康保険の未払いも起きにくい。

日本が財政破綻しないために増税をする、という。
その前にやっておくべきなのは、「国民総背番号制」。
イメージが悪ければ英語にしてみようか。

National identification number。
あるいは、アメリカのようにソーシャル・セキュリティ・ナンバーでもいい。

ま、とにかくね。
日本という国家より、GoogleやFacebookのような米国の私企業のほうが、「私」のことを知っているという根本的な問題を解決しようって感じがないのが腑に落ちないわけです。

なんか小手先のイチャモンみたいでね。
コレ、まさしく市場対国家なんだよなぁ。
そんな感想でした。



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ゲーム専用機の真の敵とは?

記事を書きました。

ゲーム専用機の真の敵とは?・・・平林久和「ゲームの未来を語る」第28回
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=5564

ソーシャルゲーム対家庭用ゲーム機。
今まで何度も見せられてきた戦いの構図です。

本稿ではていねいな言葉づかいで書いていますが、正直、見飽きました。
そして、ピントがズレている。

ソーシャルゲームは、(同期型)インターネットが生んだ新しい遊びのスタイル。
文中では、いかにも突っ込まれそうな「推理小説と本棚」の比喩を使ってますが、本当はおでんを作る途中でこの箇所を書いていたので、蒟蒻(こんにゃく)対ガスコンロにしたいくらいでした。ようは、比べる対象がヘン。

では、説明不足なソーシャルゲームとはなんぞや、でありますが私の考えをスライドシェアで公開しました。
ご覧ください。



ソーシャルゲームは敵ではなくて、時代が生んだ新しい遊びのスタイルだと思うんです。

真の敵。
家庭用ゲーム機が本当に危機感を持ってほしいのは、PCです。
80年代は10%程度だったPCの普及率は、下のグラフほど伸びました。
図をクリックしていただくと、インターネット接続率も見ることができます。

PCdata.jpg
*社会実情データ図録より

「PCがあれば楽しい遊びはいっぱいあるから、家庭用ゲーム機はいらない」と思う人、相当数いるはずです。
こんな遊びがあるのですから。

Nexus Contraptions
http://www.youtube.com/nexuscontraptions
Pleasure hunt
http://pleasurehunt.mymagnum.com/
JUDO CHOP
http://megane4141.tumblr.com/post/15772005185/pdl2h

以下は本文でご紹介しなかったゲームです。

Ball2(その他ではBOXSPINがおすすめ)
http://www.cesmes.fi/#balls2
flOw
http://www.mousebreaker.com/games/fl0w/playgame
おまけ
http://www.bootyarcade.com/playgames/4008/beach-catfight.html

Google Chromeのエクステンション。
https://chrome.google.com/webstore/category/app/3-games?hl=ja

さらにこちらではWindows8のプレビューが見られ、"GAME"の文字も出てきます。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/consumer-preview

本稿では、PCだけではなく、スマートフォンやスマートテレビなど、ゲーム化していく汎用デバイスたちについても書きたかったのですが、話が散漫になるのでやめました。

ご異論、あるかもしれませんが、ソーシャルゲームとは何か? について私なりに定義をしたこと。
家庭用ゲーム機が危機感を持つべきはPCであること。
誰かが書きそうであまり書いていないことを、述べたので、これ以上の欲張りなことはしませんでした。

最後に、どさくさにまぎれて毒づきます。
この記事の見出し、読んでください。
スーパーマリオも寄る年波に勝てず、ですって。
マリオにも、お年寄りにも失礼でしょ。

任天堂が、というよりも任天堂がつくった「ビジネスモデルが転換期に来ている」。
言っていることは、的外れではないと思いますが「愛」がない。
愛があれば提言になるし、愛がなければイチャモンになる。

今回は原稿を書きながら、何度もこの記事を読んで、悲観論を書いたけど、欠片(かけら)でもいい。
愛はあるのか? 自問自答をしましたね。

そんな思いや考えがグルグルと回って書いた拙稿でございます。

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