Hisakazu Hirabayashi * Official Blog「Wii U」をどう捉えるか?

「Wii U」をどう捉えるか?

拙稿が公開されました。
賛否両論!?「Wii U」をどう捉えるか(@niftyビジネス)
http://business.nifty.com/articles/game/110630/

同記事は、ゲームに詳しくない一般ビジネスパーソンを対象にした記事です。冒頭にありますように「Wii U」と書かれた文字を見て、「ウィ・ユー」と読むことから記述しています。

いっぽうで、ニュースサイトを日々、チェックする人は、メンタルセット(=心のかまえ)といったビジネス用語は聞き慣れた言葉である。そんなことを意識して執筆いたしました。

短いコラムですので、焦点を絞っていますが、Wii U。
つけ加えると、賛否両論、日米で温度差が生じるのは、ふたつの要因があると考えています。

ひとつは投資意欲。
アメリカのソフト開発者は、プラットフォームはなんであっても新ハードに参入すれば、先行者利益がとれると考えます。まさにメンタルセットが前向きです。かたや、日本のゲーム業界は石橋を叩いて渡る、勝ち馬に乗るムードが広がっています。その差、つまりハードウェアそのものの判定ではなく、マーケット環境の差も起因すると考えています。

もうひとつは、ネットワークでしょう。
E3でのWii Uのプレゼンテーション映像を見る限り、インターネットについて触れているシーンがわかりにくい。実際にはテレビでWEBブラウジングをしたり、新型リモコンでビデオチャットのようなこともできるのですが、それがうまく伝わらず「閉じたマシン」のように感じてしまいます。テレビをONにしないで「Wii Fit」が遊べて何の喜びがあるの? と懐疑的になる心理は容易に理解できます。

ましてや新型リモコンが、(現時点では発表されていません。しかし仕様が変更されてもおかしくありません)屋外に持ち出されることを視野に入れなければ、PlayStation VITAが、Wi-Fi接続、3G回線接続をするのと対比し、Wii Uを時代遅れなスタンドアローンのマシンと見なすのは当然のことでしょう。

こちらは、十分な知識があるゲーム業界人を対象にした専門的な記事。
「E3 2011、旅の記録」です。本稿の後半で、私は想像をたくましくし、新型リモコンがネットワークにつながることを、期待を込めて書いています。
Wiiutradeoff.jpg

Wii Uはネットワーク接続すると、よりイノベイティブな製品となります。しかし、ネットワーク接続を前提にした家庭用ゲーム機となると、普及のハードルは高くなります。かといって、まったくネットワークに接続しないとハードルは低くなりますが、「閉じたマシン」となってしまいます。Wii Uはどこまで、何とつながろうとするか。このトレード・オフ(trade-off)=二律背反関係に悩みながら、発売まで試行錯誤を繰り返すのでしょう。

ちなみに、記事のリンク先にある米国任天堂のWii Uのデモンストレーション映像。
日本での紹介映像とは違うテイストで紹介されています。

【参考】Wii U Demonstration
http://e3.nintendo.com/hw/#/video/HW_demo

Comment

No title
さすがに想像をたくましくしすぎではないでしょうか。
据置機と携帯機をセットにして売れと仰るのですか…?
据置機のPS3やXBOX360が時代遅れだとか、閉じたマシンだと感じている方が多いようには感じませんし、
メーカーも"使いこなさなくてもメリットのある"このコントローラーを好意的に向かい入れるだろうと思っています。
  • 2011/07/01 01:55
  • 名無しですみません
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  • Edit
名無しですみませんへ
コメントをありがとうございます。
このエントリーはひとつの可能性、願望を書いたものです。
また、想像だけではなく情報ソースもあります。
ただし、その情報は守秘性の高いため詳しい説明につきましてはいたしかねますこと、ご容赦ください。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
  • 2011/07/01 02:04
  • 平林久和
  • URL
平林さんへ
お返事ありがとうございます。
なるほど、わかりました。
発売は来年ですし、更なるアップデートを期待して待ちたいと思います。
そしてWii Uがたくさんの人の笑顔と共にある、そんなハードになってくれることを祈ってます。

7月になり暑い日が続きますが、お体ご自愛くださいませ。
  • 2011/07/02 12:19
  • 名無しですみません
  • URL
  • Edit
名無しですみませんへ
当方の趣意ご理解たまわり、どうもありがとうございます。感謝申し上げます。
  • 2011/07/04 10:27
  • 平林久和
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