Hisakazu Hirabayashi * Official Blogゲームスタイルが変化している

ゲームスタイルが変化している

@Nifty ビジネス第12回
ゲームは「深化」から「拡大」へ
http://business.nifty.com/articles/game/110707/

公開されました。
この連載は短期集中連載で、今回が最終回になります。
短い文字数で濃縮して語るのが大変でしたが、日頃、ゲームに関心があるけど、専門家ではないビジネスパーソンの皆さんに読んでいただきました。

@Nifty ビジネス編集長、ならびにこまめにメールをくださり、書き手を励ましてくださった担当編集のSさん、どうもありがとうございました。

「深化」から「拡大」へ。
わかりにくいタイトルをつけさせていただきましたが、一本のゲームをドンドン進化させて、プラットフォームごとにソフトをつくる。お客さんは固定ファン。フランチャイズ・タイトルというと、聞こえはいいのですが、人気のIP( Intellectual Property)を肥大化させていく方法とは、別の道も生まれてほしいな、という願望を込めて書きました。

どのハードが売れている。
このハードにもいちおうソフトをつくっておこう。
おっと、開発者が余ってしまうから、もう一本。

こうした発想は、スーパーファミコン、またはNintendo64、プレイステーション、セガサターン、ゲームボーイが並びたっていた頃から広まった一種のゲーム業界の常識でした。ですが、今、冷静に見直してみれば、供給者の論理(サプライヤーズ・ロジック)の典型ともいえます。

文中にありますように、多端末化は止めようのない流れでしょう。
3G通信、屋外でのWi-Fi通信、家庭用内でのブロードバンド通信。通信の高速化と普及率の上昇も止めようのない時代のトレンドです。

そんな時代、ユーザーは、プラットフォームごとに遊ぶソフトを選択するのか。
もちろん、そうした伝統的なユーザーは大量にいるわけですが、もっと大量に眠っているのは、ゲーム会社の論理ではない。自分の生活時間に合わせて、端末を選び、ゲームに接しようとしている人たちであるように思えてなりません。

今、ゲームソフト会社の経営は、転換点を迎えています。
仮に「95年モデル」と呼びましょう。供給者の論理から抜けだして……なんかきれいごとっぽい言葉で、使うのに躊躇しますが、生活者の論理から逆算されたゲームソフトが多く登場することを期待しています。

ライフスタイルならぬ、ユーザーのゲームスタイルが変化している現在です。

gamestlye.jpg

Comment

No title
コナミが開発しているFOXエンジンの事を思い出しました。
恐らく、お考えになっているのはそのさらに先のコンテンツビジネス主体になるのでしょうけど。

グーグルやMSがすすめてる、エクセルなどをクラウド上でPCからも携帯からも操作できる環境。

ゲームも現在のようなプラットフォームごとの境界線が無くなったら、ハードメーカーは何を作るんでしょうかね?

ファミコンとアーケードの性能差が歴然としていた時代に、アーケードのクオリティはゲーセンに行かないと味わえなかったけど、今はそんな違いはほとんどなくなってますよね。

端末さえあれば一つのゲームを購入するだけで遊べる時代に求められるゲームライフって、どんなゲームが登場するのか楽しみでもあります。

もしかしたら、時間とプログラムルーチンだけで遊ぶゲームなんてのもあるかもしれない。
イメージとしては、カルネージハートのようにプログラムカスタマイズして操作は基本しない、それをFXの相場みたいなリアルタイムで変動する世界へ送り、多人数で参加する。
結果が出るのは2時間後・・・3時間後・・・と刻々と変化するのを楽しむ。

未来を語ると楽しくていろいろとアイディアが出ますよね。
  • 2011/08/07 17:08
  • 桜 優之介
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