Hisakazu Hirabayashi * Official Blogまずは近況のご報告

まずは近況のご報告

  • Day:2011.08.16 21:43
  • Cat:私…
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http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=4184
上記、昨日の記事がきっかけで、皆さんにご心配をおかけしました。

電話、携帯メール、ショートメッセージ、eメール、Facebookのメッセージ、Twitterのダイレクトメッセージで「大丈夫ですか?」「がんばってください」をたくさんいただきました。

Twitterの@を含めると500件を超えています。その方々にまずは元気です、とお伝えいたします。どうもありがとうございました。

当事者は、元気というよりは、のん気です。夕べ寝たのは午前4時頃でした。
今日は11時くらいまで寝ていました。
起きてから近くのスーパーに買い物に行き、野菜の煮物やアボガドサラダをつくって食べていました。

食後は散歩。あ、そうです。言い忘れましたが、今日まで自分の会社は夏期休暇ということになっており、基本はオフの日なんです。

そのペースを見出さないように平穏に食事をして、それから散歩。
さすがに昨日は肩こりがしたので、ついでに、マッサージもしてきました。

昨日は「腹をくくった」なんてツイートしていたので、まるでヤクザ映画の抗争をイメージさせてしまったのかもしれません。

別に「ウチの若いモンにチャカ用意させて寝ないで見張りを置いておけ」‥‥なんて緊迫感はありません。
私のイメージではチャカ(拳銃)の対極にあるものが、なぜか、高野豆腐なんです。
ですから、野菜の煮物に高野豆腐を入れて、あのフニャフニャした食感を楽しんでいました。

まるで、冗談のようなことを言ってますが、私にとって腹をくくるというのは、ペースを乱さないことなんです。ペースを乱して、カーっとなってしまってはロクなことは起きない。

私はそれをゲーム、といっても将棋で覚えました。

専門用語を使っていいですか?
将棋で言えば、昨日は私が急戦を仕掛けたかっこうになりました。

それに対して、攻め返されることは覚悟していました。ここで熱くなって攻め返してはダメ。落ち着いて、王様(王将)をすっと囲いに入れるのが、将棋では意外と良い手になるんです。

ここで将棋教室をやってどうするって話ですが、攻めの手筋や守りの形をどんなに本を読んで研究しても実戦では通用しません。将棋で勝てるようになるには、今は攻める時か、守る時かの判断が大事です。プロ棋士たちはこれを大局観と呼びます。

そもそも私は今回のことを「戦い」と思っていません。
本稿で書き、夕べ何度もツイートしましたけど、「叩いた」のではありません。良い記事もある。速報性もある。

しかし、だんだんと過激になってきている(と感じている)、影響力も強くなっている。したがって(1)自制なさる部分は自制したほうがいい。これは、JIN氏とはちま氏に向けて。(2)すべてのゲームビジネスにかかわる人に、タブー視するのはやめませんか。以上が本旨でありました。

戦ったところで、JIN氏もはちま氏も私も死にはしません。
「生き死に」の戦争ではなくて、議論の突破口を開きたかったまでです。

ですが、こんな本旨はすっ飛ばされて世間からは「戦い」に思われることもまた、予測していました。
巨人対阪神、家庭用ゲーム対ソーシャルゲーム、紅白歌合戦、iPad対アンドロイド端末。
なんでも戦いの構図にすると、わかりやすいですし、おもしろいですからね。

だから、JIN……ここは「さん」づけにしますよ。JINさんのツイートは私のことを指しているのでしょうが、全否定なんかしていない。一部否定しただけです。落ち込まないでください。(以下削除・改稿いたしました。8/17 11:53)

議論の突破口? 甘っちょろい、というご意見もあるかもしれません。
なにせ「戦いの構図」の一日でしたからね。

私には私を煽る応援団みたいな人がいて、「よくぞ、言ってくれた。死刑にしろ」などと物騒なメッセージを送ってくる人もいました。ですが、当然のことながら、無視しました。

議論の突破口を開けたのは昨日のことですが、すでに何かが動いています。
実名でこんな趣旨のメールをいただきました。

「オレ的ゲーム速報@刃」「はちま起稿」ほどの読者はいませんが……と前置きされたうえで、ご自身が運営なさるゲーム批評サイトをリニューアルする決意を固めた、と。ご丁寧にも、新サイトの運営方針まで書かれていました。

これも実名で社名まで書かれていました。
ゲーム会社の広報マンの方でした。

「ゲーム専門誌は細かなチェックを入れて、結果的にその雑誌が御用雑誌と呼ばれ、その反動そして掲示板への書き込みがされている実態。ゲームのジャーナリズムが育っていないとすれば、私たちの仕事にも責任がある」というご趣旨のメールです。

ハインリッヒの法則というのがあります。
これはリスク管理をする際の法則で、別名「1:29:300」の法則とも言われています。

300件の不具合の問い合わせがあれば、29件のクレームになり、1件の訴訟が起きる……ということを統計分析したものです。

この法則と結びつけると、その根拠は? と問い詰められるかもしれませんが、いただいた1通のメールの向こう側には29人に真剣に考えている人が、300人の莫然と考えはじめた人がいると信じたいです。

それにしても、ご批判から絶賛まで、いろんなご意見をいただいた昨日から今日にかけて、です。

私は毀誉褒貶が激しい人と自覚しています。
見えない匿名さんが、ネットで攻撃しても、のん気に高野豆腐を煮ながら食べています。

これは今回の記事ではなく、Twitterで私を非難した方がいました。
職業はゲームクリエイターです。私はその人の誤解を解くために長文のメールを差し上げました。

そうしたら、ご理解をいただき、さらに長い文章の返礼のお言葉を頂戴しました。
それ以来、誤解はすっかりと解け、Facebookでも友だちになり、昨日も私への正当ではない批判に対して、ずっとかばってくださっていました。

私の盾になってくれてでも救ってくれる仲間がいるから、ペースを崩さずに生きて行かれるのでしょう。
まずは、戦いの蒸し返しなどせず、ご心配してくださった皆さまに近況報告を申し上げます。

本日はこれにて。

(続く)

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