Hisakazu Hirabayashi * Official Blogゲーム業界はゼリー

ゲーム業界はゼリー

ゲーム業界に限ったことではないが、といちおう前置きをしておくが……
特にゲーム業界は変化が激しく、なかなか固まらないゼリーのようなものだ。

思いつきで10年単位で区分してみた。

80年代は熱かった時代。
甘い果液にゼラチンを入れて凝固という名の秩序をつくろうとしていた。
でも、ゼリーをつくるための前段階だ。まだ液体は鍋の中。指を突っ込むと火傷しそうに熱い。

90年代は溶かした時代。
任天堂を中心に固まったかに見えたゼリーだが、そこにプレイステーションが業界入りして、秩序は変わった。スーパーファミコンのソフトを外注としてつくっていた会社がパブリッシャーになろうとした。実際になった。ゲームソフトの発売元は激増した。ゼリーは溶けてしまった。そして、液体の全体量は増えたのだった。

2000年代は必死で固めようとした時代。
スクウェアとエニックス、バンダイとナムコ、セガとサミー、コーエーとテクモのように経営統合が行われた。プレイステーション2が普及すると、ソフトの開発費が上がるので「数の力」で対抗しようとした。どろどろとしたゼリーでは生き残れない。固まって戦おうぜ、と考えた時代。

最近は半固まりの時代。
2000年代中期の感覚で固まっている人がいる。そこにオンラインとか、ノンゲームとか、ソーシャルゲームとか、クラウドサービスとか。別世界から熱い液体が注がれた。90年代は全員がいっせいに溶けたが、今は固まった人と熱い果汁のような人が入り混じっている。

さあ、これからゲーム業界はどうなるのだろう?

……という話は置いておいて、今週末・11月19日土曜日に「ヒッポン・エイジス~あの雑誌の誌面から振り返るテレビゲーム80's」を阿佐ヶ谷ロフトAでやります。じつは同イベント、読者の方からリクエストがあり、現在も準備のお手伝いをしてくれている。ご苦労さまです。どうもありがとう。その恩に報いるためにも、良いイベントにしたい。

このサイトで、もうすぐゲストが発表される予定なので、折を見てチェックしてください。

80年代。
もう、今となっては時効だ。
当時を熱かった時代と心の中で定めて、熱く語ることに決めた。
あの温度を伝えたい!

アイコン
posted by Hisakazu Hirabayashi

Twitterはコチラ。Facebookはコチラ。メールフォームはコチラです

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
株主優待
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。