Hisakazu Hirabayashi * Official Blog世の中には簡単な問題が満ちあふれている

世の中には簡単な問題が満ちあふれている

世の中には難題が満ちあふれているわけではありません。
簡単な問題が満ちあふれているのです。
今ここに、10人中9人は正しく判断できる問題があるとします。
その簡単な問題を数字で表すと9/10、または0.9となります。
この数字は、正解を導ける確率が90%であると解釈することもできます。

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じつに、簡単な問題。ですが、つづけて正解を導くことは難しいことです。
2回続けて正解するとなると、0.9の問題は0.81の問題となります。
正解確率は81%に下がりました。
もう少し計算を続けてみましょう。
1日に1回を7日間、1週間、簡単な問題の正解を続けることは0.4782969。
47%、つまり2回に1回も成功できないことを意味します。
簡単な問題は、正解を出し続けることにより難題に変化するのです。

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1週間ではなく1ヶ月。30日の場合は0.9の30乗を計算します。
すると答えは0.0423911582752162となり全正解の確率は4%に激減します。
2ヶ月。60日の場合は0.9の60乗=0.00179701029991443です。
恐るべきことに正解の確率は0.1%になります。

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あるビジネスマンが年間250日働いたとします。1日に1回、10人中9人は正しく判断できる簡単な問題を判断するとします。その場合、全正解の確率は何%になるでしょう?
0.9の250乗ですので、答えは0.0000000000003636029181。
その確率はなんと0.00000000003%になります。

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世の中には難題が満ちあふれているわけではありません。
簡単な問題が満ちあふれているのです。
簡単な問題は、正解を出し続けることにより難題に変化しているのです。

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posted by Hisakazu Hirabayashi

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Comment

「統計的な正解率」と「個人の正解率」を混同してませんか?
極端な例だと「頭の良い人x9+頭の弱い人x1」で正解率が90%の場合、頭の良い個人が250日間全問正解する可能性はかなり高くなりますよね?
  • 2011/11/26 09:54
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