Hisakazu Hirabayashi * Official Blogもしゲームハード会社の社長に就任したとしたら

もしゲームハード会社の社長に就任したとしたら

ザ・インタビューズで、
「もしゲームハード会社の社長に就任したとしたら何をしてみたいですか?」とのご質問をいただきました。
産業動向を見ようと書いた、この記事にも関連するかな。
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=4956
お答えしましたので、ブログに転載いたします。



ゲームハード会社の社長ですか。
何をしてみたい‥‥ということは「願望」でよろしいですね。


過去の常識を捨てます。
未来から逆算して考えます。
未来はゲームに限らず、あらゆるデータとアプリケーションがクラウドに置かれる時代がやってくるでしょう。
この流れは止めようがない。これが逆算する際の基準点とします。


すでにストリーミングゲームサービスは、米国のOnLiveがはじめています。
http://www.onlive.com/

このサービスをさらに広めるためには、ゲーム開発技術で1点、ビジネスモデルで1点、明らかな改善すべき点があります。それが何かは、まだ秘密にさせてください。
その改善が行われたことを前提としたOnLiveのような会社。
イメージの原型です。


クラウド化は時代の流れですが、これは厄介な時代の流れでもあります。
産業革命以来続いた経済では、量産効果が働きました。
モノがたくさん売れるほどコストは下がりました。
しかし、クラウド化された経済は逆になります。
顧客が増えれば増えるほど、サーバー維持費がかかってしまいます。


Googleさんは賢い。先見の明がある。
一見、遠いように見える電力産業(しかもクリーンエネルギー)に目をつけて、風力発電に1億ドルもの投資をしています。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1104/19/news029.html
顧客が増えるとデータセンターにコストがかかるのは必然。この必然に対応するために、IT産業は電力産業と一体になって成長する時代がやってくる、と未来予測をしています。

furyoku.jpg
IT産業と発電は切り離せない関係になる


ところで、私が儲けるためだけの願望しかないならば、税金が安く。クリーンエネルギーも作れそうな、米・ネバダ州に拠点を置きます。
ですが、私はそれを日本でやりたい。
地方振興とからめて、北海道、沖縄、被災地となった東北‥‥東京から遠く離れた場所に太陽光発電、風力発電、地熱発電とからめたデータセンターをつくり、東京以外の地域に新しい産業と雇用を生みたいです。


さらにいえば、IT産業と電力産業だけではなく、その街並みが美しければ観光産業と結びつけることもできます。今すでに、福島県・郡山布引高原風力発電所は観光名所になっています。




そんな大風呂敷を広げて、投資に見合うだけの顧客は集まるのか。
地方自治体や国は協力するのか。
当然、疑問に思われるでしょう。


解決策、考えています。
人が永遠に止めることなく続いてきた不滅のゲーム。
そしてそのゲームは、国家が儲かるゲームでもある。


勘の鋭い人は、もうお分かりかと思いますが、国家が儲かる不滅のゲームもクラウド化させれば、巨大産業が創出されることになるでしょう。
以上が私の願望です。


よい質問をいただき、どうもありがとうございました。



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