Hisakazu Hirabayashi * Official Blogキリ国は実在した! ことになった

キリ国は実在した! ことになった

どうしたことか!
行きがかり上、昨日初夢で見たキリ国は「ある」ということになりました。
夢の中では執筆をお断りをしたのですが、紹介文を書くことにもなりました。
以下、キリ国について紹介いたします。

■概要
キリはグァム、サイパンがある北マリアナ諸島とフィリピンの中間にある小さな島国。
面積は254キロ平方メートル。人口は17万人。
日本の中都市と同じ規模である。
公用語はキリ語。キリ民族だけが住む島だ。
キリはキリ語で「品」(Kiri)の意味。
宗教はこの国独自の、キリ教が国教とされている。

■法と宗教
キリの人たちは国名にしたがって「品」を何よりも重んじる。
キリの憲法は1条しかなく、「品こそすべて」。
日本語に訳すとたった6文字になる。
キリ教の祈りの言葉も、Kiri one atojibudo。
「品が第一、あとは自分で考える」の意味がある。
キリ人たちは朝・昼・夜の3回、天に向かってこの言葉をつぶやく。

■生活習慣
キリでは男女ともに麻製の白いシャツを着る。
それが最も「品」のある服装とされているからだ。
ただし、ボタンを2つ以上外すことは、キリの神への冒涜とされ、禁じられている。
服装についていえば、貴金属、特に金色のモノを身につけてはいけない。
キリ人にとって金色は最も下品な色とされている。
金は、葬儀の棺桶の縁取りにのみ使うことが許されている。

■政治
キリの政治体制の特徴は、政治家が極端に少ないことだ。
人口17万に対して、17人しかいない。
選挙がムダな国費の浪費であることを知っているキリ社会では政治家はすべて世襲制だ。
西洋の国々の人は、不平等というが、それは的が外れた批判だろう。
キリの政治家は無給である。
もし、賄賂を貰えば即死刑となる。
キリは死刑のない国だが、政治家の処罰においてのみ例外として執行されるのだ。
キリは究極の「小さな政府」が運営している。

■産業と経済
キリの主な産業は漁業・農業・林業である。
島国なので海産物に恵まれている。土壌も肥沃で麦・コメが栽培される。
敷地面積のうち約65%が森林であるため、木材で建てた家に住み、木製の家具とともに暮らす。
木材の加工業も盛んである。
キリでつくられた家具を英語ではKiri furniture。
日本語ではKiri no tansu=桐の箪笥と呼ばれて珍重されている。

キリでは「金」同様に「金利」も下品なものと考えられている。
多く蓄財した者はキリ唯一の銀行、キリ銀行に預金する。
だが、その預金は時間が経過するとともに目減りする。
これは物々交換をすれば、魚も野菜も腐る原義を守り続けたために生まれた制度である。キリ人たちは預金のことを別名で「腐るお金」とも呼ぶ。
この制度があるため、貧富の差は少なく、預金者は早くそのお金を使おうとするので、キリに不景気は起きにくい。

■通信事情
牧歌的な暮らしをするキリ人だが、インターネットはほぼ全世帯に普及している。
キリでは国営放送をインターネットで配信し、学校の授業も行われるためPCは国が支給する制度があるからだ。
匿名掲示板もある。
キリの匿名掲示板は「品」が良い。
悪口や罵詈雑言は書き込まれない。
これは国民のモラル意識が高いこともあるが、キリ語という言語に汚い言葉がないことも起因する。
また、キリ国では自分が「品」が良いことを誇らしげに吹聴することは「下品」とされているので、国民たちは匿名掲示板を使って今日行った善行などを書くことが多い。
掲示板のまとめブログも存在する。
「品」が良いことをまとめたブログなので、品性の塊のようであり、国民たちに愛されている。

■キリ祭
そんなキリ国だが、毎年1月6日は「下品」になる日と定められている。
キリ教の神が、人前でおならをしたのが1月6日との言い伝えがあり、この日ばかりは国民全員が「下品」な行いをする。国の各地で祭りが行われ、キリ祭という。
キリ祭の前夜から、キリ人たちはさつま芋を大量に食べ、日が明けるとおならをするところから一日がはじまる。子どもたちは「マーラヤムソーレソーラ」(ちんちんぶらぶらソーセージの意)と言いながら街を歩く。
若い男女は、ココナッツから精製したオーデコロンをカラダにかけて、相手を構わずにハグをすることがならわしとなっている。
この際に男性は必ず「君の瞳に乾杯!」とささやくのもキリ際独特の風習だ。
キリ祭の時だけ許される踊りもある。この踊りを「キリキリマイ」と言う。

■キリ人・日本人起源説
学説として証明されたわけではないが「キリ人は日本人のルーツである」と唱える人もいる。前述したがコメを主食とすること、桐のタンスを愛でること、またいくつかのキリ語が日本語に似通っていることが、その理由だ。
言語について例をあげれば「はしたない」をキリ語は、「ハシタライ(hasitarai)」といい、「浅ましい」のキリ語は「asamaji」という。
このように「品」の無さを戒める言葉に共通した音が多いと指摘する言語学者もいる。

kiriflag.jpg
↑キリの国旗

特筆すべきは上記のキリの国旗だろう。
青は空と海の恵み、緑は森の恵み、赤は太陽の恵みを象徴したものだが、見ようによっては日本語の漢字「品」に似ている。
知られざる国、キリ。
だがこの国には、現代を生きる日本人が忘れかけた美意識が宿っている。

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  • 2012/05/05 14:56
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  • 2013/06/14 22:41
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  • 2013/06/17 15:38
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