いい日に死んでくれて有り難う
- Day:2012.03.08 00:00
- Cat:私…
私が生涯で一度きりの雑誌創刊日と、実父の命日が重なった日だからだ。
当時の思い出は過去にも書いた。
http://hisakazuhirabayashi.blog95.fc2.com/blog-entry-821.html
書いたし、この因縁めいたことは多くの人に話をした。
この歳になると解釈はまた変わる。
どうして死んじゃったんだよ、と嘆き泣いたのは23歳のとき。
今は、よくこの日に死んでくれたと、感謝の念に変わっている。
父は死んだ。
父の代わりに生まれた雑誌のために働いた。
人並み以上に働いた。
人生の落伍者になっていたかもしれない自分が、今、小さいながらも会社の社長をやりながら生きていられるのは、父が死んでくれたおかげだ。
父は生涯、我が師だ。
今でも父を愛している。
愛しているから、こんな言い草を許してほしい。
いい日に死んでくれて有り難う。
今日、天を見上げて、こっそりとつぶやく。
Source: technologyrocksseriously.com via Cheryl on Pinterest

posted by Hisakazu Hirabayashi
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