Hisakazu Hirabayashi * Official Blogなんのために働くの、他者理解とは、教育することの喜び…を5分で説明

なんのために働くの、他者理解とは、教育することの喜び…を5分で説明

  • Day:2008.09.02 00:00
  • Cat:働く
先週末、うれしいことがありました。
昔の部下から携帯メールが、突然入りました。

(1)「平林さんはなんのために働いているのですか?」
(2)「他者を理解するってどういうことですか?」
(3)「教育する喜びってなんですか?」

質問が真剣すぎて、思わず笑ってしまいました。
普通、突然、携帯メールに入れるかぁ?
……というような内容です。

ですが、彼には昔、大恩があること。
今も迷惑をかけていることもあり、すぐに電話をしました。
でも、青春時代なら、一晩かけて話すような内容なのに、私の都合で時間がない。
与えられた時間は、わずか5分。

で、超コンパクトにまとめて、こう言いました。

(1)「平林さんはなんのために働いているのですか?」

そんなのに答えはないけど、ずっと気になっていることはある。
私が尊敬する有名経営者から聞いた、漫画家・本宮ひろ志さんの話だ。
彼はこんなことを言ったそうだ。
「酒も、女も、博打も、ゴルフも遊びという遊びは全部やった。やめろ! と言われたら、どの遊びもやめられる。でも、仕事だけはやめられない」。
だからさ、仕事や働くってことは苦痛ではなく、やめられない麻薬的快楽もあるんじゃない? どっかに。


(2)「他者を理解するってどういうことですか?」

人間なんて所詮、ふたつにひとつ。攻撃型と守備型。話したがる人と黙りたがる人、だろう。
そのまんまじゃあ、すれ違いだ。話すべきを話し、聞くべきを聞く。
自分と相手を「型」にはめない。話しも、黙りも「たがる」をはずす。
そこからじゃない?
英語のコミュニケーション(communication)の語源は、ラテン語のcommunicatio。
分かち合うこと」の意味らしい。


(3)「教育する喜びってなんですか?」

聞けば、彼の頭には「良いことを他人に教えるのは損」という価値観があるみたい。
で、困った。いろいろ説明できるけど、いいから映画「ペイ・フォワード」観てみろ。
先に良いことすると返ってくるみたいな話だからさー。
なんだか、気の遠い話みたいだろ?
砂浜でボトルメール送って、いつ、返事が返ってくるか、わからないような。
でもさー、不思議とそのボトルメールをせっせと送っていると、君は偉いねって、砂浜にいるオジサンが近寄ってきて、誉めてくれたりするわけよ。
だから、気の遠い話じゃないんだ。

「そういえば、平林さん、そういうことまえからおっしゃっていましたよね」
「そうかも、でも後悔するな。若い頃は、みんなわかんないものよ」
「俺だってさー、小学校のころ二宮尊徳の話、先生から100回くらい聞いたけど、興味を持って、本を読んで、意味がわかりかけたのが最近だぜ」

猛スピードで以上の話をして、また、今度、会うことになりました。

ギリシャ哲学のロゴス(logos)とは、ほど遠い、バカとアホウの迷える掛け合いでしたが、そんな話ができる男になってくれ、携帯メールの送り先に私を選らんでくれたのが、たまらなくうれしかったのです。

ペイ・フォワードペイ・フォワード
(2007/12/07)
ハーレイ・ジョエル・オスメントケビン・スペイシー

商品詳細を見る



FC2 Blog Ranking

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
株主優待
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。