Hisakazu Hirabayashi * Official Blog牝馬が1着、2着の天皇賞に思う

牝馬が1着、2着の天皇賞に思う

天皇賞。
すごかったですね。
ウオッカ、ダイワスカーレット。
牝馬同士のワンツーフィニッシュ。

世相をあらわしてませんか?

以前に私、試験をしてもレポートを書いても女性の成績がいいといった趣旨の記事を書きました。

それは企業の採用にも当てはまり、フツーに試験や面接をしていくと女性が残る。
これも、採用担当の方がよくおっしゃることです。

「そのうち、女男雇用機会均等法?」(男女じゃない)と書いたら、以下のようなメールをいただいておりました。機会があればご紹介したかったので、転載のご依頼をし、ご承知おきいただいておりましたので、蔵出ししてご紹介します。

固有名詞は伏せております。
また、以下の見解についてはメールをくださった方が、善意で私に情報提供してくださった個人的見解であることをお断りしておきます。また、一部読みやすくするための加筆を行ってます。




(以下、いただいたメールより)


「そのうち、女男雇用機会均等法?」に関してコメントしようと思いましたが、内容が微妙なラインに触れるため、こちらに送信させて頂きます。以下は、文末に書いてあった「エロゲーは女性関係者が多い」に関する感想と雑文です。


現在、恥ずかしながら私は「エロゲー」の原画を描いております。
個人的にはアダルト要素よりも2D(平面的なCG)とゲームデザインの兼ね合いに興味がありますので、2Dをメインに勝負するような一般ソフトメーカーと市場価値の傾向を興味深く拝見させていただいております。

仕事をさせて頂く中で、「エロゲー」関係者の詳細を当然知るわけですが…

プロデューサー、ディレクター、グラフィッカーに女性関係者が多いのは自分も感じておりました。

某大手メーカーさん、アダルトソフトメーカーを抱えておられますが、原画担当の7割は女性と聞きます。現在、私がやり取りしているクライアントのひとつは、女性がプロデューサーで、かつシナリオ、デザイン、制作まで担当されています(1人で多くの役職に就くのは零細企業によくあるスタイルかもしれません)。

非常に商魂逞しく、かつ冷徹なまでの分析力と戸惑いの無い指摘は女性ならではでしょうか、正直、安心して作業ができます。

ダメなものはダメと言い切れる方が多いみたいですね。
必要以上の威圧感を感じ無いのも良いのでしょうか。

私的な感覚で参考になるか分かりませんが、男性が「エロゲー」をプロデュース、ディレクション担当した場合、

・個人主観が強い
・デザインセンスがない
(スタッフにビジョンが伝わらない)
・指示が曖昧
・スタッフに気を使いすぎて逆に進行が上手く行かない
・打ち合わせや進行方法が旧世代そのもので、スタッフの感覚と合わない。
(指示はメールのみで、かつ長文で送りつける)

等があります。
これは数多くの関係者が頻繁に嘆いています。

「男がエロゲーを作ると…」の部分は、確かに一理あるのですが、全人類が眉をひそめるようなジャンルを男性スタッフがやり切ることで、逆にとんでもない本数を販売してしまうメーカーもあります。自分もそういったジャンルを嫌々担当していましたが、悲しいことに、デザインにおいて非常に勉強させられたメーカーでもありました。

意外だったのは、

「昔、族やってました」
「走り屋やってました」
「実はビーバップ世代で…」
「元々嫌いだったんですけど」

というスタッフが本当に多いです。

オタクの作る奇妙な業界、というイメージは自分にもありました。

「嫌いだけど、描けないままにするのもしゃくだからやる」

といった形で自分が始めた「エロゲー」の仕事とクライアントの本質が、実は合致していたのだな…と感じるとともに、逆に、一般ソフトウェアメーカーや、昔在籍していた事のあるアニメ会社のスタッフの方が、話を聞くと2D美少女を好むオタクが多い事も分かりました。

実生活で足りないものを埋めようとするからでしょうか。
こちらも、今の自分に足りないものを埋めようとしますから、シンプルなゲームをプレイする事が多いです。

また、鬱に関するお話も類いに漏れずありまして、

1位は声優
2位は原画家
3位はシナリオ
の順で発症率が多いらしいです。

さらに、ドラッグに手を付けるスタッフもいると聞きます。
日本的な成人ゲームは、一般ゲーム業界から見ると同じ土俵に立つことを嫌われがちな業種であり、
むしろそれで良いんじゃないかと自分は思いますが、内情は両者似たところがあるのかなと、コラムを読むたびに感じます。

男性と女性の力量に関しても、決定的な差をどう受け止めるか、仕事における男性と女性の役割が消え、平坦な職場関係が生まれたことで、逆に、大きな弊害が生まれるかもしれません。ですが、女性優位の風潮に長く身を置いた世代は、さほど問題と感じないかもしれません。

とはいえ男女の本質を水と油に例えるなら、(混ざり合わないものがあってこそ)「ゲーム」そのものが、今後さらに変わる可能性もあるかもしれませんね。

長文になりまりまして申し訳ありませんでした。
あと2ヶ月で師走、肌寒さを感じる季節になりましたが、平林さんもお体ご自愛ください。
それでは失礼します。





……どうでもいいことのようですが、何かを暗喩してます。
ウオッカ、ダイワスカーレット。
そして、エロゲーをつくっているのは、“元暴走族”か“しっかりした女性プロデューサー”。



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