Hisakazu Hirabayashi * Official Blog12月8日はすごい日

12月8日はすごい日

  • Day:2008.12.08 00:00
  • Cat:世界
12月8日はすごい日ですね。

日本軍が真珠湾攻撃をした日。
ジョン・レノンがニューヨークの自宅前で撃たれて亡くなった日。
プロレスラーの力道山、赤坂のキャバレーで刺された日。
これは私の記憶で、定かではありませんが、IBMがパソコン事業部門を中国のレノボ社に売却すると発表したのも12月8日だったかと思います。

まあ、いろいろなことがある日ですが、やはり一番記憶に残すべきは戦争……。
いまだに今日のことを「太平洋戦争開戦記念日」というのでしょうか?
正式名称? ほかに何か定まった言い方があるのでしょうか?
それとも誰も、何も定めないで放置されているのでしょうか?

別に徹底的な調査などをしておらず、不勉強なのですが、私が知る限り今日は「太平洋戦争開戦記念日」なんですよね。いまだに。

どう考えても、あの真珠湾攻撃を「記念」などしている場合ではなく、別名を考えたほうが良いと思うのですけど、どうもその名前がないらしい。困ったものです。

そのことと関係あるかどうかはともかく、第二次世界大戦の総括をしないでここまで来た日本人。
歴史教科書問題や、学校のカリキュラムの都合で、戦争の教育することを避けてきた日本人。
戦争のことは、誰も教えてくれない……という恐ろしい状態が、かれこれ60年以上の続いてしまった。
あるならば、自力で学ぶしかないと、私は考える人です。

そんな私がおすすめしたい本があります。
その本が、ああ、うれしいやら悲しいやら、中古市場で1円で買えてしまいます。
三好徹著・『興亡と夢』(全5巻)です。

戦火の昭和史 興亡と夢〈1〉興亡の序曲;戦火燃ゆ (集英社文庫)戦火の昭和史 興亡と夢〈1〉興亡の序曲;戦火燃ゆ (集英社文庫)
(1988/07)
三好 徹

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戦火の昭和史 興亡と夢〈2〉ファッシズムへの道・東西の戦雲 (集英社文庫)戦火の昭和史 興亡と夢〈2〉ファッシズムへの道・東西の戦雲 (集英社文庫)
(1988/08)
三好 徹

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戦火の昭和史 興亡と夢〈3〉運命の選択・開戦 (集英社文庫)戦火の昭和史 興亡と夢〈3〉運命の選択・開戦 (集英社文庫)
(1988/09)
三好 徹

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戦火の昭和史 興亡と夢〈4〉勝利と敗北・山河 (集英社文庫)戦火の昭和史 興亡と夢〈4〉勝利と敗北・山河 (集英社文庫)
(1988/10)
三好 徹

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戦火の昭和史 興亡と夢〈5〉廃虚の中から・平和の夢 (集英社文庫)戦火の昭和史 興亡と夢〈5〉廃虚の中から・平和の夢 (集英社文庫)
(1988/11)
三好 徹

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この『興亡と夢』は……

(1)週刊ヤングジャンプに連載されていただけあって、読みやすい、スラスラ読める。歴史書の硬いイメージはない。

(2)政治、経済、文化、ときに他国の歴史まで、同時代に起きたことが平行して記述され、それらを通読すると「昭和」が必然と多面体となって浮かび上がってくる。余分なものがなく、欠けているものもない。巧みな構成力。

(3)そして何より筆者の歴史観がどっしりしていて、かつ、フラット。世に言う自虐史観はどうかと思うが、それに反対する戦争賛美論もどうかと思う。……こういう真っ当な疑問を抱いている人は多いと思うが、そのニーズを満たしてくれる書物がじつに少ない。本書は珍しく、「自虐」「賛美」のどちらにも属さない。筆者は元新聞記者なので、取材したことを淡々と書いている。歴史書というよりは、ノンフィクション、報道に近い。

……そんな本であります。
あ、この文章、カスタマーレビューの書き写しだ!
と気づいた方、鋭い!
大正解です。
このカスタマーレビューは私が書いたものです。

ぜひ、お読みになってみてください。
こんな名著が、1円から売ってますから(涙)。


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