Hisakazu Hirabayashi * Official BlogYahoo!もYouTubeもネットブックも……

Yahoo!もYouTubeもネットブックも……

  • Day:2009.01.26 00:00
  • Cat:世界
「ネットブック」の呼び名が定着しましたか。
画面サイズ10.2インチ以下の小型ノートパソコンについて、こんな記事を書かせていただきました。

新製品情報、スペック比較の情報は雑誌やネットに山のように出ています。
ですが、明らかにアスースの「Eee」シリーズと、エイサーの「One」シリーズが、この市場の突破口を開き、今もトップシェアを争っているのに、なぜか“台湾”というキーワードが出てこない(ような気がします)。

韓国のブロードバンド普及率は高い。
中国のオンライン・ゲーム市場が急速に伸びている。
インド出身のプログラマーが活躍している。
……というアジアの動向について、IT業界人の間で話題になっても台湾は、世界におけるコンピュータ産業において、重要な地位を占めているわりには、その認知度が低い(ような気がします)。

個人の活躍ぶりもすごい。
上記の記事中にもありますが、Yahoo!を考案し、同社を創業したジェリー・ヤン氏は、台湾の出身です。YouTubeを設立したスティーブ・チェン氏もまた台湾生まれです。

マスメディアにおいても、業界人の雑談においても、台湾のことを語ることが少ないのは、隣国でありながら台湾に関しての基礎知識が薄い(ような気がします)。

台湾は国家のようで国家ではありません。
ですが、「国家だ!」と主張している人がいます。
その感覚が日本人にとっての理解の妨げになるのでしょうか。

語弊を恐れず、あえて話を飛躍させますが、台湾人の国家(国土)がない感覚は、ユダヤ人の感覚に近いものがあり、国家があてにならない、国土さえも誰のものかわからない状況は、「個人が強くなくてはいけない」という意識を醸成させ、人々を勤勉にさせます。

その帰結として、ジェリー・ヤン氏やスティーブ・チェン氏のようなアイデアと情熱の天才を輩出する。だがいっぽうで、台湾という国家(国土)は息苦しく、そういう民を受け入れ、活躍する場があるアメリカに行く……という、ある種の黄金律ができている(ような気がします)。

第2、第3のジェリー・ヤン氏やスティーブ・チェン氏は台湾にはたくさんいます。
その人たちが、もっと日本で働きたいと思われる日本であってほしい。

台湾は下請け工場ではなく、アスースやエイサーのようなライバル企業があるところではなく、優秀な個人が育てられているところ、そんな視点で見てみませんか? という問題提起をしてみました。

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