ヴィトルヴィウス的人間
- Day:2009.01.31 00:00
- Cat:アート

紀元前1世紀頃のローマの建築家ポッリオ・ヴィトルヴィウスは、著書「建築論」のなかで腕を伸ばした人間は円と正方形の両方に正しく内接することを発見。レオナルド・ダ・ヴィンチは感銘を受けて上の図を描きました。
両腕を広げた時の長さは背丈に等しい。
身長が14分の1だけ低くなるように両足を広げ、
さらに両腕を伸ばして中指が頭のてっぺんと同じ高さになるまであげる。
このように伸ばした手足の先をよぎる円を描くと、
その円の中心にこの人のへそが来る。
また、両足の先の間の間隔と両足とは正三角形を作る。
……というように人間はできているというのです。
ところで、この絵、最近、よく見かけませんか?
NTTドコモのの電子マネー「iD」マークに使われています。