Hisakazu Hirabayashi * Official Blog飽きないことを探す

飽きないことを探す

  • Day:2009.03.10 00:00
  • Cat:働く
メールフォームから、以下のようなご意見をいただきましたので紹介します。

よく、「何をしたらいいのか分からない」って言うひと居ますよね。
そんな人によくするアドバイスって「好きなことを探せ」って言いませんか?
それでも何が好きか分からない人って多分いると思う。
私、先ほど気づいたんですが、こうも言えませんか?
「飽きないことを探せ」
好きなことっていうのはずっとやり続けられるわけですから。
だから迷ってる人には「飽きないものを探せ」って言ってやるといいんじゃないかなぁとふと思いました。


うーん。
働く現場で、いろいろな経験を積んだ若者らしい考えです。
理想主義に走らず。
現実主義におちいらず。

私は、こういう思索をしている若者が好きです。
また、友人や後輩や、他者に何かを伝え残していきたい、という意識を持っているのも、偉いことだと思います。

私は言ったことがありませんが、確かにそういうオトナをよく見かけますね。
「好きなことを探せ」って。
こういうことを言うオトナは、一瞬人気者になれます。
なんたって探すのが「好きなこと」ですから(笑)。

でも、こうした質問はたいてい人生の進路についての質問なので「家でゴロゴロしていること」「すき焼きを食べること」では答えになっていません。

なにか、すごいことを考えなきゃいけない気分になってくる。

そこで、何をどう勘違いしたか、夢想は一気に飛躍して「アートが好きなのでアーティストになる」と宣言! さらに勘違いに輪をかけて「ニューヨークに行く」ことを決め、本当にアーティストになりに、ニューヨークに行ってしまった若者がいます。

アートとは何か?
では、どんなアートがつくれるのか?
英語は話せるか?

何も考えずに衝動的に。
案の定、持参したお金がつきたほぼ1か月後に帰国しました。

ありえないでしょう? 
ちょっと考えれば、それが無謀だということはわかるはず。
でも、実話です。

誰が吹いたか知りませんが、「好きなことを探せ」の魔力は恐ろしいと思いました。
ですから、「飽きないことを探せ」というのは地に足がついた、とっても良いアドバイスだと思いました。

好きなことのまえに、できることを洗いざらいに出す。
その中で飽きないことをピックアップする。

地味だけど、それがいいです。

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