Hisakazu Hirabayashi * Official Blog東京の国際空港はひとつにならないものか

東京の国際空港はひとつにならないものか

  • Day:2009.04.15 00:03
  • Cat:政治
昨日の続き。
といっても、コンテンツ産業ではなく観光立国についての所感です。


麻生総理大臣は、記者会見で、日本を観光立国とするために外国人が入国しやすい環境を整えると言った。現在、入国管理でかかっている時間、および成田空港から羽田空港への移動時間の短縮を目指す。と、具体的な数値目標も掲げている。

私は、仕事とは「正解を出すこと」ではなく、「できることを探してする」こと。
そんな考えの持ち主だ。

なので、現在の入国時の不便を是正する、この施策は戦術として良いことだと思う。
やらないよりも、やったほうがよい。

だが、手続きの時間を短くするなどという、戦術よりも、国家戦略として本当に考えてもらいたいのは、成田空港と羽田空港が別々になっていることだ。

たとえば、ラスベガスに行くとする。
ロスアンゼルス空港に到着したら、歩いて別ゲートに移動すれば、ラスベガス行きの便が出ている。

たとえば、プーケットに行くとする。
バンコック空港に到着したら、歩いて別ゲートに移動すれば、プーケット行きの便が出ている。

たとえば、ニースに行くとする。
パリのドゴール空港に到着したら、歩いて別ゲートに移動すれば、ニース行きの便が出ている。

それが世界の常識だ。

ところが、東京はそうはいかない。
たとえば、札幌に行く外国人が成田空港に到着したら、延々とリムジンバスに乗り、渋滞に巻き込まれながら羽田まで行って、やっと千歳行きの便に搭乗できるのだ。
しかも、飛行距離÷値段で算出した、運賃の割高さが世界で一番なのが、この羽田-千歳便だそうである。

まるで入国するなり、たらい回しにされるような、世界の常識からはずれた日本の航空事情。
そんな国に訪れる観光客は、好印象を持つはずがない。

東京の国際空港をひとつに。
観光立国を唱える以前に、まず是正してほしい、とても重要なこと。

日本はいい国なのでYokoso Japanと言いたいが、今の東京の空港はMittomonai Japanだ。


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