Hisakazu Hirabayashi * Official Blog「今日の話はわからなかった」と言われに行く

「今日の話はわからなかった」と言われに行く

  • Day:2009.05.22 00:08
  • Cat:働く
わかればいいのか?
……という、問いかけをしたい。

今日、大変なチャンスを私の若き友人からいただいて講演をする。
打ち合わせを何度しても、「平林さん自身がコンテンツですから、内容はなんでもいいです」と乱暴なことを言う。だが、全幅の信頼をいただいていることでもあるわけで、逆にプレッシャーがかかる。

いろいろ、考えた。
ネタは十分すぎるくらいに、そろえた。

問題は背骨だ。
お話をする内容の背骨であり、話す私の背骨だ。

お話をするお相手は、某有名企業のエリート新入社員である。
ギャンブルかもしれないが、私はこう読んだ。

エリート新入社員の皆さんは、きっと、子どもの頃から勉強ができたのだ。
入社試験も優秀な成績で、高倍率の難関を突破したのだ。

そういう軍団は、「わかる」という力においては、並大抵ではなくすぐれたものを持っているはずである。

その「わかるパワー」に甘えて、ちょっとした知識でも話せば、皆さん、自力で吸収して、解釈してくださって、無事に講演は終わるだろう。

でも、それでは全幅の信頼をいただいている依頼者の要望を、越えていないことになるし、自分自身がどうも納得がいかない。

そこで、「わかるのが得意な皆さん、今日は皆さんの力をもってしても、わからない話しをします」と口火を切ろうかと思っている。

意味不明の本当にわからない話をするのではない。

わかるために時間を共有するのではなく、考えるため時間を共有したいのだ。

私の文脈ではなく、聞き手の皆さんの脳内で文脈をつくってほしいのだ。

問題が出される。わかる。正解。合格。
世の中は、そう単純には動いていないことを、ともに考えていきたいのだ。
演題は、ある有名な絵画の題名から引用した。

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