Hisakazu Hirabayashi * Official Blogプラスと呼ぶリスク

プラスと呼ぶリスク



いつものことだが、話は急転直下変わって、「Wiiモーションプラス」についてである。
テレビCMがたくさん流れている。

任天堂・社長が訊く『Wiiモーションプラス』専用サイトでも、詳しく紹介されている。
『Wiiスポーツ リゾート』に同梱発売される、新型のコントローラだ。

私は『Wiiモーションプラス』が、手(おもに手首)の微細な動きをセンシングし、とても気持ちよく操作できることを知っている。

だが、はたして、この新コントローラの製品名は『Wiiモーションプラス』で良かったのだろうか。
疑問だ。

プラスと名づけてしまったら、日本に800万以上の世帯にあるWiiリモコン。
「ある」だけではなく、その登場にワクワクし、毎日のように使っている、現行のWiiリモコンが、まるでマイナスに思えてしまうのではなかろうか。
何かほかの、プラスとマイナスの上下の関係を連想させないネーミングはなかったのだろうか。

Wiiは驚きを売った。
Wiiリモコンは、その驚きを実現させてくれた夢であり、愛の対象でもあった
その夢や愛の対象を、「マイナス」と直接は言われていないものの、高性能な「プラス」が出てしまうと、ユーザーのWiiリモコンへの気持ちは、冷めはしないないだろうか。

杞憂かもしれないが、気になる。

Comment

たしかに
そういわれるとそんな気もしてきますねー
個人的には+と呼ぶのは 技術屋さんっぽくて
なんかいいなーと思います。
実際現行のコントローラでは、コントローラーを縦に持ったりしたときとかの判定とか、
遊びの幅がかなり限られて、結果似たような
操作性のゲームにちょっと飽きたなーという
感じだったので。
それよりも、+は気持ちいいんだよぅ!っ
ていうのがファミリーに伝わりづらいかなーと

  • 2009/06/02 01:43
  • ありくう
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XBOX
ついにウワサされてたセンサーバー(Natal)を発表しましたね。
wiiリモコンはモーションキャプチャと従来のボタンコントロールを両立させたスマートな解答だと思いますが、
360のセンサーバーも可能性という点ではWiiを超えているように感じます。
またゲームが新たなステージに向かうかもしれません。
ただ、360。日本で売れてないよなー。
  • 2009/06/02 08:04
  • ミライ
  • URL
なんかすっきりしました
元・ゲーム会社勤務。平林さんの研修を受けたことがある者です。今は、結婚し、母となり、東京を離れて、まったく時間の流れが違う世界いる、ただのユーザーです。我が家にもWiiはあり、Wiiスポーツもあります。今度、「プラス」が出るんだ、というCMを見たとき、また新しいゲームで遊べるというよりも、なんか我が家の所有物が古臭いものになってしまうような、喜びよりも、残念感みたいのがあって、気持ち悪かったのですが、「プラス」だと上下関係と言われてみると、なんかこのヘンな感じの謎が解けたような気がしてきました。今は、『Wiiスポーツリゾート』を買うかどうか、迷っているところです。やりたいけど買う気がしないって感じなんですが。買って中古で売ることになるのかなぁ。

これからもお仕事がんばってください。昔の研修のとき、同期のチャラチャラした男性社員を一喝したのを覚えていますか。上司の誰も怒らないのが不思議で、フラストレーションがたまっていた私にとって、あの一喝がうれしかったです。いまさらながらですが、ありがとうございました。
  • 2009/06/02 14:35
  • 元業界・現ユーザー
  • URL
ありくうさん、コメント、ありがとうございます
そうですね、ジャイロセンサーですか。
技術的にはおもしろい、というかもはや不可欠な要素ですね。

>コントローラーを縦に持ったりしたときとかの判定とか

……はまさにそうで、ゲームのプレイ回数や遊ぶタイトルの本数が増えると感じる点です。
ミライさん、コメント、ありがとうございます
Natal発表されました。
S・スピルバーグにも応援してもらってど派手なデビューですね。

ただ、私、惜しむらくは、どうして日本のマイクロソフトはNatalという名前で発表してしまうのでしょう。

NatalからNatalの素晴らしさを連想しにくいと思います。
だいたいが、ナタルと読めるかどうかもあやしいです。

直訳文化から抜け出せば、Xbox360の局面は変わると思うのですが。

以下のニュースリリースも「参考訳」として配信されました。また「本リリース情報における日本での展開は未定です」との注釈つきです。

http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20090602-1.htm
元業界・現ユーザーさん、コメント、ありがとうございます
>やりたいけど買う気がしないって感じなんですが。
>買って中古で売ることになるのかなぁ。

失礼な言い方でしたらご容赦ください。
ものすごく生活実感のあるご感想として、受けとめさせていただきました。卓球のカット打ちやゴルフのフェードボールを打ってみたいですが、そのために対価を払うべきか、お迷いになる「心の天秤」があるのですね。

>同期のチャラチャラした男性社員を一喝

どちらの会社にいらっしゃったか、すぐにわかりました。
こちらこそ、場を白けさせてしまって失礼しました。
でも、私はあの場ではそうするしかなかったのです。
私としては、彼のまえでしゃがみ視線を低くし、静かに話した記憶があるのですが、印象は一喝だったかもしれませんね。

また、お立ち寄りくださいませ。
僕なりの考えです
「プラスと呼ぶリスク」の記事を読んで、
平林さんがおっしゃることも理解できるのですが、
それでも、なんだか納得できない、という思いが
昨日一日、頭の隅に残っていました。
そのうちに、考えついたことを書きます。

もしかしたら任天堂は、
「マイナス」を連想させるリスクをはらんででも、
「プラス」という強い言葉を使うことで得られる
大きなリターンがある、と判断したのではないでしょうか。

Wiiモーションプラスの外観は、
WiiハンドルやWiiザッパーほどの特徴がなく、
インパクトに欠けます。
正直、見た目だけでは、
何ができるようになるのか分かりません。

これで名称まで無難なものだったら、
多くのユーザーには関心を向けてもらえない、と予想した。
だからマイナスの効用があるとしても、
相手に届く強い言葉が必要だった。

そう考えれば、「Wiiリモコンがより良くなる」
ということを分かりやすく伝えられる言葉として、
「プラス」は最適な選択の1つだったのだと、
僕には思えます。
  • 2009/06/06 11:43
  • meko
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