Hisakazu Hirabayashi * Official Blog改めて感謝したい

改めて感謝したい

もう、6月になってしまった。
そういえば、5月に起きた、感謝すべきことについて書いておきたかった。
サボって遅くなったのではない。
複雑な事情がからみあっていて、間を置いて書くべきと思っていたのだ。

私は2007年に、ある会社の社長に就任し、同社の再建を担ったが、結果的に失敗した。
目論見が甘かった。力量不足だった。
原因はともあれ、その会社は上場廃止となり、結果的に清算されることになったのだ。

結果だけではない。
そのプロセスでも、私は多くの社員の期待を裏切った。
そのために頭を坊主にしたこともあったわけだが、そんなことでは許されないむごいことをした。

約100名弱の社員のうち、そのなかでも特に期待を裏切った、迷惑をかけた人物の名前を挙げよ、と言われたら、即座に2名の名前が思いつく。

この2名は迷惑をかけた、苦労させてしまった、だけではないのだ。
理不尽、まさに「著しく理不尽な思いをした」という点で、2名を襲った不幸は尋常ではなかった。

その2名から、まったく違う日にメールをいただいたのが、この5月だった。
今、2名は別々の会社で働いており、示し合わせたわけではないだろう。

だが、突然、私のことを思い出した……との語り口で、私が元気であることを安堵してくれ、私が自分を責めすぎないように気を使ってくれ、自らに降りかかった「理不尽」を水に流してくれたようでもあり、かつ、ほんのわずかではあったけど、私が残すことができた、薄っぺらな功績を、とても大きなプラスの出来事として解釈してくれていたのだ。

元部下に労(ねぎら)われ、赦(ゆる)された思いがした。
それはほかに起きたどんなハッピーなことにも増して、私はうれしかった。

寛容な精神に感謝する。
その心を、私こそが見習いたいと思う。
どうもありがとう。

Comment

理不尽な想い
まぁ、社長となったら結果を出さないといけないですしね…。
結果を出すために、理不尽なことを求めてしまうのかもしれません。
特に理不尽な扱いを受けた人が、平林さんを許しているということは、会社のことを考えて行動していた、ということを理解してくれたのではないでしょうか?

社長業もやったことなく、内情もよく分からない自分がこんなこというのはおこがましいですが。

私も会社にいたとき、ものすごい理不尽な扱いを受けたことがあります。
その人たちはどう思ってんのかな~今。
その会社に戻りたいとは思ってるんですけどね…。
再挑戦しても、書類選考すら通らないとなると、やっぱ嫌われてんのかな…とか感じますね(実力が足りないっていうのもあると思いますが)。

長々と駄文すみませんでした。
  • 2009/06/01 20:22
  • t-hikl
  • URL
  • Edit
Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
株主優待
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。