Hisakazu Hirabayashi * Official Blog辻井伸行さんの偉業に涙ぐむ

辻井伸行さんの偉業に涙ぐむ

朗報だ。

辻井伸行さんが7日、米国のバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した。
昨夜のニュース、今朝のニュースを観て、何度も涙ぐんでしまった。
特に、辻井伸行さんが12歳のとき、「ピアノに向かって頑張ってねというと、(そのピアノが)いい音を出してくれるんです」という、過去のインタビューの場面。そのひたむきさに感動し、この年齢にして私の知らない世界を学んだ思いがした。

ところで、昨夜から、このニュースが各所で報道されているが、ほぼすべての記事に「全盲の」「盲目の」……修飾語がついている。ハンディキャップを克服し偉大なので、こう書くのは当然なのかもしれない。しかし、ことさら強調するのは、受賞者の本意ではないような気もする。難しい問題だ。

あと、気になることがある。記事中に、

中国人ピアニストと並んでの第1位だった。
中国人男性とともに2人が1位となった。


と、書いてあってもその中国人の名前を書いていない報道が多い。
なかには、特に放送のニュースでは「2人が1位」ということを触れていない報道も多かった気がする。
Haochen Zhang氏に失礼ではないかと思った。

Comment

同感です。
> 生まれつき全盲の辻井伸行さん(20)

こう書き出すのは,「障碍者なのに快挙」と言わんばかりです。一演奏家として評価されたはずなのに。

> 放送のニュースでは「2人が1位」ということを触れていない報道も多かった気がする。

おっしゃるとおり。別にそれで快挙でなくなるわけではないのに。テロップぐらい入れてもいいのに。でないと,「虚偽の事実の報道」と指弾されても抗弁できないかも。
  • 2009/06/09 14:40
  • redtail2733
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ですよねぇ
redtail様、同感のご意見いただきありがとうございます。

「素晴らしい芸術家がいた」が最初、「だが、彼は全盲だった」が次に来る原稿を記者は書けないものでしょうか。また、そういう記事をデスクは望んでいないのでしょうか。私だったら、順番と重みを変えて記事を書きたくなる朗報なのですが、やはり変わり者なんでしょうか。いや、これは沢木耕太郎的ノンフィクションの書き方で、新聞報道にはむかない書き方なのでしょうか。うんうんと、悩んでおります。
辻井さんも「尊敬する人」に挙げていましたが,
スティービー・ワンダーはジャズマンとしてスバラシイのであって,
もはや「盲目のジャズマン」とは誰も言いません。

後でチェックすると,「盲目」に何の意味もない,と
指摘していたのは,『とくダネ!』の竹田圭吾(「ニューズウィーク」日本版編集長)ぐらいでした。
  • 2009/06/10 19:16
  • redtail2733
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