6月30日は地味だ
- Day:2009.06.30 19:59
- Cat:想ったこと
ということは6月が終わる。
ということは半年が終わるのだが、静かだ。
イベントがない。
もとから、祭り好きな日本人の国民性。
バレンタインデー、ホワイトデー、母の日、父の日……のように、ギフト関連産業は記念日をつくるのも大好きだ。
でも、「半年終了記念日」というのもない。
忘年会ならぬ、忘半年会というのも聞いたことがない。
我が家で、「ああ、今年も半年終わったな」と乾杯することもなく、ただの1日として6月30日は、地味に日めくりされていく。
そういえば、明治生まれの祖母や祖父の世代は、6月に限らず30日を気にしながら生きていたような、少年時代の記憶がある。
「今日は晦日ですね」のように、晦日という言葉をよく耳にした。
ところが、今では大晦日だけが晦日みたいだ。
1年には365日あるわけだが、何かポテンシャルがありそうなのに、それをいかし切っていない感じのする、6月30日だ。