Hisakazu Hirabayashi * Official Blog人間の命を解散の比喩に使わないほうがいい

人間の命を解散の比喩に使わないほうがいい

放送禁止用語に代表される、いわゆる「言葉狩り」は好きではない。

テレビを観ていて、誰かが「片手落ち」と言うと、CM明けにキャスターが「ただ今、不適切な発言がありましたことをお詫びします」などと謝っている。なんだか空々しい。「手落ち」とは、物事を進めるうえで欠点や不備があることで、手が落ちた人の意味ではないはずなのだが。

そんなことに神経質なテレビ局なのに、昨日の麻生総理大臣の解散発表にまつわる報道がひどい。
良識を疑う発言が垂れ流されている。

ある政治家は、「ここで解散するのは自殺行為」と発言。
ある新聞は「自爆解散」と命名。
今朝の報道番組で、あるコメンテーターは「予告自殺解散」とも言っていた。


衆議院の解散のことを、人間の命をからめた比喩をするのはやめてほしいものだ。

仮にそういう品性卑しき人物に向かって、「ゲス野郎!」と言うと、CM明けに「ただ今、不適切な発言がありましたことをお詫びします」と言われる。「ゲス野郎!」は放送禁止用語だからだ。それは「片手落ちだろう」と誰かが言うと、また、CM明けに「ただ今、不適切な発言がありましたことをお詫びします」と言われるのだろう。おかしい。

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