Hisakazu Hirabayashi * Official Blogまだ続く、プロデューサー論

まだ続く、プロデューサー論

  • Day:2009.07.24 00:01
  • Cat:働く
プロデューサーの仕事とは、リーダーと呼ばれる仕事を全人格的に務め尽くすことだ。
そして、私が考えるに、プロデューサーにとって大事な資質は、「頭・心・腹だ」などと、偉そうなことを言っている。

偉そうなことを言っているのだから、自分自身の説明をすると、私の頭は、まあまあプロデューサー向きかと思っている。プロデューサーは頭脳明晰、抜群の切れ者である必要はない。必要はないが、好奇心旺盛、勉強好きであることは重要だ。あと、雑学。いろいろな分野に首をつっこみ、いろいろな人と話をするので、雑学は役に立つ。このへんはギリギリかもしれないが、及第点に達しているのではないだろうか?

心。これまた自分で言うのもなんだが、私は人に気を使うタイプである。そして、松岡修造やアニマル浜口とは別種の情熱を、いつも持っている。昔、大好きな後輩から「平林さんの心は義憤が動かしている」と言われたことがあって、この時はとてもうれしかった。この言葉を額面通りに受け取らせていただくと、心もギリギリ及第点なのかと思う。

腹。これがまったくダメだ。度胸がない。私は高校1年生の時に、父親の会社の倒産を経験している。この事件がトラウマになっていて、腹=胆力に欠けると自己分析をしている。

別の言い方をすると「人間の器」「器量」と呼ばれるものだろうか。この器が海のように広い人物がいるが、私は到底およばない。お椀ほど小さくはないが、私の器はユニットバス程度で、腹については、はっきりと落第点だ、と自分で言いきれる。

さて、そんな中途半端なプロデューサーもどきの私だが、場数は踏んできたし、事例もよく見てきた。
知人・友人・先輩・後輩・親族にもプロデューサーは何人もいる。そんな経験をベースにして述べているプロデューサー論である。

そんな背景があって、繰り返しになるが、プロデューサーについて説明する時、作業項目を並べ立ててはいけない。必要な資質の説明から入ったほうが、良き人材育成・人材発掘ができるのではないか、という持論が生まれたのだ。

でも、プロデューサーは資質だけそこにあればいい、というはずもなく、やはり作業をしなくていけない。
では、資質と現場での作業はどう結びついていくのかは、次回のエントリーで書くことにする。

(まだつづく)

Comment

>プロデューサーについて説明する時、作業項目を並べ立ててはいけない。

この辺りを読んでいる時、以前に平林さんがラジオで、
「"職業"で自分をカテゴライズするのではない」という、
印象的なフレーズが頭によぎりました。
(もし言葉が違っていたらご免なさい)

要は「既成の枠組みに縛られない」という意味と解釈しております。
基本的な概念は上のプロデューサー論と通じるものがありますね。
精進します。
Hatachさん、コメント、ありがとうございます
書いてあることのつたなさをフォローしていただき、また、過去の引用まで添えていただき、感謝いたします。

本文では書きませんでしたが、こういうのがあります。
http://www.meti.go.jp/policy/media_contents/

ここにあるプロデューサー論は、良いこと言っているのだけどズシリと来るパンチがなくて、ちょっとプロデューサー的ではないという、論理矛盾におちいっていて、もったいない。

ああ、もったいない……の感情がこの一連のエントリーを私に書かせているのかもしれません。
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