Hisakazu Hirabayashi * Official Blog百貨店の統計

百貨店の統計

  • Day:2008.08.19 01:11
  • Cat:働く
いわゆるデパート。
デパートメントストア(百貨店)のことについて調べています。

日本百貨店協会という組織は、統計をフェアに公開していて、「公称部数」なんてものがまかり通る雑誌業界や、サンプル数とその調査方法で、いつも物議をかもしだすテレビの視聴率などの対極的にあります。

新聞やニュースでよく発表される「百貨店の売上は○か月連続○○で~」は、この団体から発表される数値が元データとなっています。

8月18日に7月の統計データが発表されました。

基本的なことを言えば、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡を「10都市」と呼ぶこと、その売上構成比が全国シェアの約65%を占めていること、などがローデータ(生の数値)からわかります。

商品別に見ると「家具/-12.6%」と、おそらくこの数値はマンションや戸建て住宅の成約件数の現象と連動しているであろうこと、飲食・喫茶が対前年比で上回っているのは猛暑と関係あろうこと。これらは分析によって仮説を立てられます。このデータに総務省統計局の各種データをあわせてクロス集計したら、さらにいろいろな分析ができそうです。

さらに8月18日は偶然の一致か、家計調査年報(貯蓄・負債編)(平成19年)が発表された日でもあります。

百貨店の統計が、すべてではありません。
ですが、この統計データを眺めていると、地域・商品別の消費傾向が生々しく浮かび上がってくるようです。






●産経新聞より

 日本百貨店協会が18日発表した7月の全国百貨店売上高は前年比2・5%減の約7062億円で、5カ月連続のマイナスとなった。猛暑の影響で、紫外線(UV)対策化粧品やビアガーデンは好調だったが、婦人服や宝飾品の不振は補えなかった。

 美術・宝飾・貴金属は100万円以上の高級時計などが振るわず、同8・2%減。婦人服や紳士服が苦戦した衣料品は同0・9%減で、13カ月連続のマイナスだった。中元は東京地区以外で前年を下回り、好調だった食料品も同2・1%減と息切れした。

 昨年は各社とも恒例となっている夏のセールを6月に前倒ししたが、今年は7月からセールを開催した。このため、月前半は売り上げを伸ばしたが、「物価上昇や景気の先行き不安による消費マインドの減退から中旬以降は伸び悩んだ」(同協会)。客数は前年並みだったが、購買単価が下がったという。
 一方、連日の猛暑で、UV対策商品などが伸びた化粧品は4・6%増。帽子や手袋も2ケタ増だった。また、屋上ビアガーデンは三越日本橋本店で前年の2倍以上を売り上げるなど盛況だった。



●毎日新聞より

 日本百貨店協会が18日発表した7月の全国百貨店売上高は7062億円で、既存店ベースでは前年同月比2.5%減と5カ月連続で前年実績を下回った。5カ月連続のマイナスは、06年4~8月以来約2年ぶり。物価上昇や景気の先行き不安を背景にした個人消費の低迷が続き、衣料品や宝飾など高額品の売り上げが伸び悩んだ。

 猛暑で帽子や日傘などの売れ行きは好調だったが、逆に主力の秋物衣料が不振となった。夏物セールの開始日が前年の6月末から7月1日にシフトしたことによる増収効果は限定的だったほか、生鮮など食料品が7カ月ぶりにマイナスに転じたことも響いた。

 地域別では、名古屋市が同5.3%減、大阪市が同4.4%減となるなど、横浜市、福岡市を除く全国で前年実績を割り込んだ。



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