Hisakazu Hirabayashi * Official Blog青春は死語?

青春は死語?

この3連休は『ヴィヨンの妻』を観賞し、学生時代のOB会に出席した、青春の日々を振り返る3日間だった。

前回のエントリーで「青春のはしか」と書いた瞬間に気づいたのだが、青春という言葉はもはや死語と化していて、現実の会話はもちろんのこと、フィクションの世界でも、使われない用語になってしまった。パッと思いつくかぎりで青春と名がつくヒット作品を探すと……音楽で、ゆずの『嗚呼、青春の日々』が思いつくくらい、か。



昔は、青春と名がつく音楽は多かった。
Wikiで調べたら、すごいことがわかった。

天地真理
岩崎良美
かぐや姫
近藤真彦
西城秀樹
斉藤由貴
槇原敬之
松山千春
森高千里

この人たちは全員、『青春』という2文字の楽曲を歌っている。
別の歌手の曲と誤解されるとか、作詞家のプライドとして同名の曲は避けたいとか、さまざまな思いがあったのだろうと推定できるが、そんなことを突き飛ばしても青春を歌いたかった。青春は死語どころか、大腕を振って歩いているような。そんな時代があった。私はもちろん、ゆずの『嗚呼、青春の日々』の時代に青春時代を過ごしておらず、ドラマ『飛び出せ青春!』を子供の頃に見ていた。



この動画についているコメント、

orenoakiakane(2週前)小学校の遠足で、バスガイドさんが「みなさんはどういう歌を歌うんですか?巨人の星ですか?」と言ったので、「そんなガキ臭い歌なんか歌えるかよ」と言ってみんなでこの歌を歌いました。
EMBA118 (2週前)当時、小学生だった私は、このドラマを観ては「早く高校生になりたいナ」と思ったものでした。穂積ぺぺが好きだったなぁ~。
hiroyuki1403 (1月前) このドラマはなんと言っても不良少年たちの憧れ、片桐くん(剛たつひと)でしょう。

は、みんな私と同世代の人たちの書き込みだろう。

話は急激に飛ぶ。
そして、何の根拠もない暴論を述べさせていただくと、青春を死語にしたのは誰か? いつ頃からか? というと、青春スターの象徴・森田健作(現・千葉県知事)であるような気がしてならない。92年、彼が参議院議員に立候補した頃から、青春は青春ではなくなった。

学生運動は衰退した。経済発展によって学生生活は裕福になっている。そんな若者の政治離れをしたの時代に、青春の全盛期がやってきた。そんなイメージがある。当時に青春の味を知った私は、青春と政治の結びつきに違和感を覚えるのかもしれない。

Comment

私のiTunesデータによれば,

ザ・ハプニングス・フォー
オフコース
THE HIGH-LOWS
奥田民生
TOKIO (長渕剛:作)
  • 2009/10/12 22:30
  • redtail2733
  • URL
私のiTunesデータによれば(2)
らも「青春」という二文字の楽曲を歌唱しています。

「青春」を冠した楽曲の初出は,
小坂一也『青春サイクリング』(1957年)になってます。

いきものがかり(水野良樹)らもよく使うので,
「死語」にはなっていないと思いますが,
正面切って使うには,昔から抵抗がある言葉ですね。

確かに「青春の巨匠」が体制側(国会議員・県知事)になる時代ですから,
「まだまだ青春」「Young at Heart」とか言ってる連中の胡散臭さが際立ちます(他人事みたいに)。



  • 2009/10/12 22:36
  • redtail2733
  • URL
  • Edit
redtail2733さん、コメント、ありがとうございます
ありがとうございました。
まだいっぱいいましたか。「青春」の歌を唱った人が。

>「青春」を冠した楽曲の初出は,
>小坂一也『青春サイクリング』(1957年)になってます。

これも貴重なお話です。
ところで、今、自分が知事をやるとしたら、「一番やりがいがある」、裏を返すと「大変そうなのは」……大都会・東京や大阪や、東国原知事の宮崎ではなくて、「千葉県だ」とシミュレーションをしたことがありました。

成田空港を抱え、東京ディズニーランドも、アクアラインもある。いっぽうで、第一次産業中心の市町村もあり。面積は広く、エリア特性も多く、この県のマネジメントは本当に苦労すると思うのですが、その県知事が青春スターさんになって大丈夫か? と思った記憶があります。

『信長の野望』で、なんども現・千葉県、房州を拠点にした里見氏でプレイをしているのですが、本当に苦労します。話は豪快にそれていますね。失礼いたしました。
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