Hisakazu Hirabayashi * Official Blogスパコンの敗因、次はゼネコン?

スパコンの敗因、次はゼネコン?

  • Day:2009.11.17 00:00
  • Cat:言葉
また、スーパーコンピュータの話を書く。
昨日のエントリーはまじめな意見だが、今回は与太話のようなものだ。

スーパーコンピュータに限らず、日本において、どうしてもコンピュータがかもし出してしまう、ネガティブなイメージの根源は、「コン」と略したことが原因であるような気がする。

ミニコン、オフコン、マイコン、ポケコン、パソコン、ファミコン、そしてスパコン。コンピュータはどんな種類のコンピュータであっても、「コン」になってしまうのだ。

以上の記述からして、かなり主観的だが、さらに根拠のない主観を述べる。日本語において、略されてしまった「コン」は不謹慎、背徳的といったマイナスイメージを帯びてしまう。

その代表格は、マザコンロリコンだ。
二次元コンプレックス、略して二次コンも罪深い。
今は流行っていないが、ボディコンのお姉さんと合コンすることも、学術とはあまり関係がなさそうだ。

なのに、スパコンなのである。
スパコンは、その名からして嫌われる運命にあった。

新聞の見出しもこうなる。

次世代スパコン「予算削減」 事業仕分け3日目(朝日新聞)
仕分け、スパコン補助金「限りなく見送りに近い」(読売新聞)
日本が変わる:事業仕分け スパコン「凍結」/「交付税の配分不透明」(毎日新聞)
<東証>富士通が続落 「次世代スパコン、2010年度凍結」(日本経済新聞)
大学の研究にも影響 スパコン開発凍結(神戸新聞)

スーパーコンピュータは、スパコンと呼ばれた段階で、仕分け人とやら人々や、マスコミの人間から、軽く見られていた。さらにタバコを「スパスパ吸う」みたいな「スパ」がつくから、さらに安っぽく思われていた。そんな「コン」に、267億円もかけるのか! という心理が働いたであろうことは容易に想像できる。私は昨日、凍結に賛成する趣旨のことを書いたが、それは結果論としてであって、あれは一種のラッキーパンチのようなものだと思っている。

後の祭りだが、もし私が文部科学省の役人の友人だったら、「スパコンはやめたほうがいいよ。ハイ・パフォーマンス・コンピューティング・サーバー(High Performance Computing Server)と名前を変えてみたら?」と助言したかもしれない。……でも、「ハイコン」と呼ばれたら同じことだが。

関係なさそうで、関係ある話をすると、日本はアメリカに次いでアップル社のマックが普及している国、と聞いたことがある。外国から来た人から、「日本ではマックをよく見かけますね」と言われたことが何度かある。

この日本におけるマック人気……というものがあるとすれば、それはマッキントッシュのことをマックと呼ばせ、けっして「コン」と呼ばせなかった、日本語の語感を理解したアップル日本法人のコミュニケーション・デザインのうまさのあらわれかもしれない。



さあ、次に心配しなくてはいけないのがゼネコンだ。
ゼネコンにも「コン」がつく。
しかも、Generalが「ゼネ」になっているのは、発音が違っていてかっこう悪いうえに、多くの人が「銭」を連想してしまう。最悪の略称だ。
General Contractor.
本当はかっこいい名前なのに。

Comment

なるほど
だとしたら,
「ケツコン」というのは最悪の語感ですね。
だから,「ケツコンしない男(女)性」が増える一方なんですね!
  • 2009/11/17 23:38
  • あかお
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あかおさん、コメント、ありがとうございます
そうです!
ケツコンはマリッジにすると、よいと思います。
戯れ言レスですみません。
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