Hisakazu Hirabayashi * Official Blog携帯ゲーム機は1種類とは限らない

携帯ゲーム機は1種類とは限らない

11月21日のニンテンドーDsi LL発売をまえにして、次世代機のニュースが、また流れている。ニュースソースは、eurogamerで、記事にはNintendo DS2 vs. Sony PSP2との見出しがついている。

それを引用したGigazineのニュースを、さらに再リンクして、大手量販店のバイヤーの方が「こんなニュースが流れると売れなくなってしまう」……とTwitterでつぶやいている。

影響がないとは言えないが、次世代機のニュース=現行機の買い控えという現象は、昔に比べたら、起きにくくなってきていると思う。

見にくいデータで申し訳ないが、ゲーム市場(ハード+ソフト)といった場合のハード市場は、この約10年間で、成長した……というよりは市場特性がかわったおかげで、肥大化してきた。グラフの薄い部分がハード市場だ。

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この変化を見てきた私は、ハード市場については、他のゲーム業界の人よりも楽観論者であり、逆にソフト市場については悲観論者の部類に入ると自覚している。なので、ニンテンドーDsi LLは、これくらいの次世代機報道によって、ブレーキはかからないのではなかろうか。

このような次世代機報道に接して、もうひとつ思うことは、任天堂にせよ、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)にせよ、携帯ゲーム機は1機種であるという過去の常識を、疑ってかかる必要があると思っている。
後継機、次世代機……なのではなく、現行機とは別種の「もう1機種」があってもおかしくない。来年以降は、そういうことが起きる可能性がある。

たとえば、
(1)ニンテンドーDsi LL、またはこの遺伝子を引き継ぐ携帯端末は、キンドルを仮想敵とした電子ブックリーダーの分野も視野に入れた端末になるかもしれない。

(2)かたや、いっぽうで開発されているらしい、別の遺伝子を持つ任天堂の携帯端末は、3DCGがバリバリに動く、持ち運ぶXbox360になるのかもしれない。

(1)と(2)は別種で2機種のわかりやすい例だ。
と、私は予測しているわけではないが、そんなのありえないとは思わないことにしている、あってもおかしくないこと、と心構えをしている。

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