Hisakazu Hirabayashi * Official Blogバタバタと言わないことにしている

バタバタと言わないことにしている

  • Day:2009.12.01 00:09
  • Cat:言葉
Twitterで、「みんながよく使うけど、私は絶対使わない用語シリーズ」という、なんだそれ? というようなことを不定期連載にして勝手に書いている。とてもうれしいことに、約3名くらいのファンがいる。

そのシリーズ第5回は「バタバタしてまして」だった。
忙しいビジネスマンの会話やメールの口実によく使われる。味気ない。素っ気ない。ちゃんと、所用が重なっておりまして、打ち合わせの連続の日でございまして……と理由を述べるのがいいと思う、とつぶやいた。

バタバタ。
イメージで言うと、三谷幸喜監督の『ラヂオの時間』に出てくる布施明。(わかります? 以下予告編の0:50のシーンでタバコを吸っています)

放送局の編成局で働いていて、かけ持ちが多く、トラブル処理も多く、芸能人とのつき合いも多く、忙しい。それで、いつも「すいませーん、バタバタしてまして」と言っている。



でも「バタバタしてまして」には、おまえの用件や折り返しの電話は、ほかの用件に比べたら優先順位は低いんだよ……ということを、やんわりとさせるための婉曲表現、ある種の気づかい、思いやり、ということもわかる。だから、一方的に悪とは決めつけていないが、私は使わない。

昨日、いかにもバタバタしてそうな人からメールがあった。
ちなみにその人は、表面上はいつもふざけている人でもある。
だが、約束の時間の些細な変更の連絡を、丁重に書いてくださっていた。
本当は大真面目で律儀なのである。
当たり前だが、どこにも「バタバタ」とは書かれてなかった。

以上、「バタバタと言わないことにしている」について。

本当は、「それを言っちゃおしまいよ、だから、私は絶対使わない用語シリーズスペシャル」という、もっと激しいバージョンもある。
というのはウソで、昨日、つくった。

そのことを書きたくて書きたくてしかたないが、今、書くと用語の批判ではなく、特定の個人の批判になりかねない。そして私のことだから、書いていくうちに批判はエスカレートするだろう。だから今は、書かない。ガマンする。みんなが忘れたころに、さりげなくなく書くかもしれない。

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