北川一成展覧会「たべるの だいすき」に行く
- Day:2009.12.13 00:06
- Cat:アート
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/04/031/index.html
ご家族の皆さまとおつきあいのある、北川一成展覧会「たべるの だいすき」に行った土曜日でした。
ごていねいにも、奥様にひとつひとつの作品の解説や裏話も聞かせていただきました。
どうも、ありがとうございました。
上記の引用記事にあるように、個展のテーマは「視覚と味覚」の調和がテーマです。
視覚の個展は、よく行われます。
視覚と聴覚の個展も、たまに行われます。
視覚と触覚の個展も、あまり行われていないようですが、何度か見たことがあります。
ですが、ここまで堂々と「視覚」と「味覚」という人間にとって欠かせないテーマに挑まれた個展に行ったのは、はじめてでした。静かなエネルギーが場内には漂っていました。
なぜ、こんなことができたのか? それは北川一成氏が「たべるの だいすき」だから、できたことでしょう。
だいすき(大好き)という感情と日々のお仕事という継続性。
私見ではありますが、曖昧な「コンセプト」とは、感情という大胆な心の動きと、地道な作業の継続によって生まれるのではないか、と考えます。月曜日の授業で、まさに「コンセプト」の話をする予定でした。良い刺激をいただいた、
北川一成展覧会「たべるの だいすき」でした。この会場にミュージアムショップはありません。隣にある代官山パントリーで関連する食べ物を買うことができます。そば、酒、海苔、米、醤油……どれも欲しくなってしまいます。


立山酒造株式会社と富久錦株式会社のマーク。
「立」と「山」を重ね合わせと、ひらがなの「ふ」がデザインされています。