Hisakazu Hirabayashi * Official Blogソーシャルアプリがわからない

ソーシャルアプリがわからない

恥ずかしながら、「ソーシャルアプリ」の意味がわからない。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で提供されるアプリケーション、という、そのままの意味ならばわかる。

だが、その奥にひそんでいる真髄のようなものが、つかみきれていない。

グリーの『クリノッペ』がおもしろいのはわかる。
mixiの『サンシャイン牧場』がおもしろいのもわかる。
わかるどころか、かなり夢中になって遊んだ時期もある。
アイテムを欲しくて課金ユーザーになり、知人を招待したこともある。
だが、これらをまとめて、記憶を頼りにお絵かきする、楽しいお絵かきアプリ。ギャル語方言KY語のアプリ……何から何までまとめて「ソーシャルアプリ」とくくられていることについては、えもいわれぬ違和感がある。

シューティングゲームというくくりに違和感はない。
撃つからシューティングゲームだ。
格闘ゲームにも違和感はない。
格闘するから格闘ゲームだ。
わかりやすい。

ソーシャルってなんだろう。
文字通り受けとれば、「社会的な」だ。
「社会的な」とは、ずいぶんと広い範囲を指す。
アプリってなんだろう。
原則的に、コンピュータ上で実行したい作業を実施するソフトウェアは皆、アプリケーションだ。これまた範囲は広い。意地悪な言い方をすれば、すべてのソフトウェアはソーシャルではないのか。

ゲームの結果を日記に貼りつけ可能なゲームならば、奥ゆかしい。
仲間同士で協力してがんばるゲームならば、かわいらしい。
コミュニケーションを目的した工夫を凝らした友人リストならば、わかりやすい。

だが、これらソフトウェアを「ソーシャルアプリ」と大くくりにしてしまうのは、はったりは利いているが、それは何者か、理解されることを拒んでいるかのようだ。

ソーシャル・ネットワーキング・サービス上で展開される「ソーシャルアプリ」は、ゲーム性よりもソーシャル性が大事と言われる。(某新聞社の記事より)
ユーザーを飽きさせない「継続性」、友人を招待させる「巻き込み性」がヒット条件。(某SNSサイトの運営者のインタビューより)


たまたま目についただけかもしれないが、「ソーシャルアプリ」を語るときについてくる、「性」も気になる。
ゲーム性よりもソーシャル性ってなんのこと? 巻き込み性という日本語を私はあまり聞いたことがないのだけど?

「ソーシャルアプリ」というくくりって何?
「ソーシャルアプリ」は「ソーシャルアプリ」のままでいいの?
頭は堂々巡り。

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
株主優待
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。