Hisakazu Hirabayashi * Official Blogスクウェアの『ファイナルファンタジー』という印象

スクウェアの『ファイナルファンタジー』という印象

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『ファイナルファンタジーⅩⅢ』を夕刻に入手した。
その後に忘年会があり、序盤のほんの触りの部分だけプレイしてみた。
店頭に並んだポスター、特製の包装紙。
パッケージデザインに、オープニングムービー。
どれをとってもスクウェアの雰囲気がする。

当たり前じゃないか?
……という人は私と同じ勘違いをしている。
『ファイナルファンタジーⅩⅢ』はスクウェアのゲームソフトではない。
スクウェア・エニックスのゲームソフトなのだ。

天空に浮かぶ理想郷、コクーン。
未開の地、パルス。
と、いろいろな土地を示す固有名詞が出てくるが、なぜか連想されるのは、JR山手線・目黒駅の近くにあった旧スクウェアの本社なのだ。スクウェア・エニックスの本社がある渋谷区代々木三丁目を連想しない。

同じことは『鉄拳6』についても言える。
ナムコのゲームをやっている気がするのだ。
バンダイ・ナムコ・ゲームスのソフトなのに、バンダイのバの字も連想しない。

『ファイナルファンタジー』は『ファイナルファンタジー』らしさを、『鉄拳』は『鉄拳』らしさを、いつの時代も守り抜いているとも言える。だが、両者が合併したとき、セガサミーやコーエーテクモもそうだが、2002年あたりから大手メーカーの経営統合による業界再編が起きたゲーム業界では、どこの新会社も「シナジー」(相乗効果)が生まれることを強調した。

見えないところで、きちんとシナジー効果は出ているかもしれない。
いや、きっと出ているだろう、どこかで。
でも、ゲームソフトにシナジー効果は感じられない。
むしろ、シナジーなどがあってはいけない、純血主義のようなものを感じる。

私は、三井住友銀行・恵比寿支店に行くが、行員の方と話をしても、「あ、この人は元住友銀行の人だ」という勘は働かない。

でも、スクウェア・エニックスの人であれば、スクウェア出身の人か、エニックス出身の人かが、だいたいの勘でわかる。バンダイ・ナムコ・ゲームスの場合もそうだ。

いっとき、ゲーム業界では最大の関心事であった大型合併。
5年、6年が過ぎても色は2色のようだ。

ともあれ、昨日、多くの人の生活がかかっていると書いた『ファイナルファンタジーⅩⅢ』は、初日で180万枚が出荷されたそうだ。良い滑り出しだ。

Comment

実売
実売がどれだけ行くかが気になりますね、個人的には。
100万はいったらしいですが…。

平林さんのおっしゃっていたとおり、1000人規模の人が関わっているようです。
となると、100万でも利益的にはキツイのかなと感じますが…。

PS3で100万超えたのって、国内ではFF13しかないらしいですね。
  • 2009/12/19 21:13
  • t-hikl
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