Hisakazu Hirabayashi * Official Blogネクサス・ワン(Nexus One)、で日本の携帯電話機は?

ネクサス・ワン(Nexus One)、で日本の携帯電話機は?

Googleのトップページのロゴが、リンゴになっていた翌日(現地時間)、この数年間、噂になっていた携帯電話が発表された。昔はGphoneと呼ばれたこともあったけど、正式名称は「ネクサス・ワン(Nexus One)」。

タッチパネル方式のスマートフォン……という共通点があることから、iPhoneのライバル登場との報道がさっそくはじまっている。

iPhoneとNexus One。
手のひらにおさまるような機械なのだけど、その背後に思想があるのがいい。
Appleにあるのは「美」の思想。
Googleにあるのは「速」の思想か。
企業の思想が、そのまま製品にあらわれている。

にしても……

日本の携帯電話メーカーは、どうなってしまったんだろう。
90年代、いやほんの数年前まで、日本の携帯電話を海外に持っていくと「小さい」「多機能」「すぐれたデザイン」「豊富な機種」「カラーバリエーション」などのことについて、ほめられることばかりだった。海外でレンタルした携帯電話の古くささには、驚くものがあった。ところがそれも、今や昔。

三菱電機の「D」シリーズがドコモから消滅したのが代表的な例だが、日本の家電メーカーは携帯電話事業を次々と、撤退・縮小する傾向にある。通信行政をつかさどる総務省のせいか? ガリバーだったNTTドコモのせいか? 家電メーカーの怠慢か?

それとも、90年代の携帯電話の普及期から、日本では何が流行ったのかというと……

携帯ストラップだった。
着メロだった。
待受画面だった。
絵文字だった。
きわめつけは、デコ電だった。

日本のケータイ文化は、自己の分身を持ち歩くような「個」の思想を帯びてきた。
本来は海外での競争力を十分に持っていた製品なのに、この内向きな顧客を見すぎたせいなのかもしれない。

携帯電話(機)の凋落の理由は複合的だと考えられるが、このままでは「ドコモにするauにする?」「PにするSHにする?」という会話は、そのうちに聞かれなくなり「iPhoneにする? Nexus Oneにする?」になってしまいそうだ。

……というわけで私は、日本がお得意とする携帯ゲーム機の次世代に、並々ならぬ思い入れがあるのだが、それは改めて書くことにする。

■あまりにも日本的な、デコ電の作り方


■とてもさっぱりとした日本の報道


■とてもこってりとしたアメリカでの報道


■わかりやすいNexus Oneの解説




本日の追加情報はこちらに[Today's addition]
世界一不思議な日本のケータイ世界一不思議な日本のケータイ
(2008/05/21)
谷脇 康彦

商品詳細を見る

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
株主優待
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。