Hisakazu Hirabayashi * Official BlogiPadはファミリーコンピュータだ

iPadはファミリーコンピュータだ

PC。
Personal Computerというくらいで、個人のためのコンピュータがパソコンだ。

パソコンがどれだけ個人的なモノなのか、改めて考えてみた。
たとえば、出張帰り。
新幹線の車中。
隣の席に座っているビジネスマンが、おもむろにLet’s Note(レッツノート)を開いたとしよう。
私は雑誌を読んでいた。
だが、メールを書く。エクセルで集計をする。ワードで書類を作成する。何かの作業をしているのかが、どうしても視界に入ってしまう。


そんな時には、のぞき込むようなことは絶対にせずに、パソコンを操作している人の行為を空気のように受け流して、まったく意識しないのが、オトナのエチケットというものだろう。だが、そのエチケットを守らない人がいるから、あるいは用心深い人が多いから、こういう製品も売られているのだろう。


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(2009/02/02)
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たまたまかもしれないが、会議が終わったあとの雑談タイムで、同僚同士が「ノートパソコンに登録してあるブックマークを、お互いに見せ合おうぜ」という会話を、私は聞いたことがない。

夫婦や恋人同士であっても、自分の携帯電話を見られるのが不愉快であるのと同様、いや、それ以上にパソコンの中味を見られてしまうことは、精神的な苦痛をもたらす行為なのだ。パソコンには秘密がいっぱい詰まっている。

iPadの発表があった。
私の感想は、これはパソコンではない、だ。
厳密にいうと、私が個人で所有し、ビジネスで使うコンピュータとしては食指が動かない。
だが、家族で共有するコンピュータとして、iPadを使ってみたい。
たとえば、デジタル・フォトフレームとして。
たとえば、子どもと対面して将棋やチェスをするゲーム機として。
たとえば、家族の誰が使ってもいい電子ブックビューワーとして。
たとえば、リビングルームに置いたオーディオ機器として。
そんな用途は次々と思い浮かぶ。

で、もし出張に私がiPadを持っていくとしたら、それは見られてはいけないビジネスパソコンではなく、見られてもいい、見せびらかしたいモノになっているような気がする。

逆に、新幹線の隣の席に座るビジネスマンが、iPadをカバンから出したら、「うわっ、良いモノを持っているなぁ」と羨望のまなざしを向けないと、失礼になる?

iPadにアダルトサイトの閲覧は似合わない。
不倫メールも似合わない。
バイオレントなゲームも似合わない。

iPadは家族で使う健全なマシンであるように、私の目には映った。
アップルの戦略は任天堂と似ている、iPadはニンテンドーDSi LLに似ている、という冗談とも本気ともつかない論評がネット上では飛びかっているが、それは「タッチパネル」と「大型化」という製品の技術的な特徴をさしてのことだろう。

私は、あえて言ってみたい。
iPadはファミリーコンピュータだ。




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  • 2011/07/13 21:19
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  • 2012/10/27 00:13
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