Hisakazu Hirabayashi * Official Blog「センスの学校」に行ってきました

「センスの学校」に行ってきました

  • Day:2010.02.22 00:07
  • Cat:教育
昨日は拙著・公式サイトでご案内しております「センスの学校」に行ってきました。
テーマは「やわらかい頭 鋭い分析 ゆたかな表現」。
主催者からいただいた事前の情報は、参加者主要メンバーは大学講師、高校教員などの教職に就かれている方。あるいは企業の経営者や管理職のお立場にあり、社員教育などをなさっている方。いずれにしても、人に何かを教えるための専門知識や実体験のある方たちが、センスの学校の生徒である、とのことでした。

失敬ながらツワモノ(!)の皆さまをまえに、講師をするというのは勇気のいることでした。
私は考えました。月並みのプレゼンテーションをしては、聞いてくださる方もつまらないだろうし、私も張り合いがない。

そこで、裸一貫、徒手空拳で挑むことにしました。
PCもプロジェクターも……すなわちパワーポイントを使わない。
珍しいことです、A4の紙2枚だけを持って、会場に馳せ参じたのでありました。
聞いてくださる方に視線を向け、聞いてくださる方の視線を浴びたいと思ったのです。

スクリーンに映写された、チャート図やグラフではなく、自分史を語りました。私は他者から誤解され悔しい思いをすることも多いので、その苦悩もさらけ出しました。恥ずかしくなるような失敗談の話もしました。大げさかもしれませんが、初対面の皆さまに全人格をぶつけにいかないと、ただの本の宣伝の場になってしまう。主催者の趣意に沿った「センスの学校」にはならないと考えたのです。

「やわらかい頭 鋭い分析 ゆたかな表現」。
テーマは大それていますが、しっかりとした縦軸と横軸によって構成された座標軸を自分の体内に持つこと。
それがあれば、表層的な現象に流されることなく、本質を見きわめることができる。
芯がしっかりとしていれば、マニュアルを断片的に暗記するよりも、学びの効率が良い。応用はいくらでもきく。
そしてさらに、まったく関係ないと思えるようなことからでも“見えざる類似性の発見”ができ、予想外の分野の学びができることもある。……うーん……あの濃密な時間を文字にすると、こんなことしか書けないのが、自分でも情けなくなりますが、そんなお話をさせていただいたのであります。

遠くから、なかには神戸から名古屋から、お越しいただいた方もいらっしゃいましたが、熱心に聞いてくださいました。ですが、こういう少人数の濃い勉強会でありがちなことではありますが、本編が終わったあとの、懇親会がまたエキサイティングでした。

ほぼ2時間あった私の講演などは、議論のきっかけにすぎず、話は時空を越えて、19世紀ヨーロッパから、20年後のアジア情勢までを視野に入れた教育論が展開されました。

そして、全人格でぶつかった私には、どんな生い立ちだったのか? 講演内で述べたことに気づいたのは、いつ、どのようなきっかけだったのか? 等々。まさに私が話したことの表層ではなく、その深層についてのお尋ねを多くいただきました。なかでもドキッとしたのは「ご先祖にお坊さんはいませんか?」という質問。我が家の家系図には、父方にも母方にもお坊さんはひとりもいないのですが、深い話を長時間したあとに、この質問をされることは今回がはじめてではありません。どうしたわけか、過去に何度かあるのですね。

ともあれ、私自身、自分のことを根掘り葉掘り訊かれる……という感覚はまったくなく、そこまで私にご興味をお持ちいただいたことについて、感謝の念がいっぱいの、大幅時間オーバーの懇親会でありました。

センスの学校事務局の皆さま、参加者の皆さま、どうもありがとうございました。
今度は生徒として参加したい、と思いながら帰路につきました。

sence.jpg

Comment

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  • 2010/02/22 03:16
↑御礼
長文、読ませていただきました。ありがとうございます。
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  • 2010/02/22 20:03
上記コメントをいただいた方へ
長いおつき合い、また、背中を後押ししてくださるようなメッセージ、ありがとうございました。
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