Hisakazu Hirabayashi * Official BlogRadikoとtorneの週

Radikoとtorneの週

強引にこじつければ、『龍馬伝』が流行るわけである。
今、「新」と「旧」は綱引きをしている。

まず、私たちは新時代を迎えようとしている。
昨日のエントリーで紹介したRadikoのように。
ラジオという「放送」は「通信」に変わった。
厳密に言えば「放送」と「通信」を併用した実験がはじまった。
ここで述べた「放送」と「通信」の違いについては、以下の上から2番目の動画が詳しく述べている。ともあれ、これは今ではなかったサービス。

そして明日は、プレイステーション3の専用周辺機器として、地上デジタルレコーダーキットtorne(トルネ)が発売される。torneにも、まさに「放送」と「通信」を併用して視聴・閲覧できる機能が盛り込まれている。

2010年3月15日 Radiko開始。
2010年3月18日 torne(トルネ)発売。

今週は「放送」と「通信」のメディア史上、革命的な週と記録されてもおかしくない。
さらに、現在開催中の通常国会では、放送関連4法の統合など、法体系の見直しが60年ぶりに成立する見通しだ。変化は数珠つなぎのようにして起きる。

そのいっぽうで、このような新時代を迎えているのだが、旧時代の既得権を守ろうとする抑止力も働いているから、ややこしい。Radikoは昨日のエントリーで引用したように、

在京民放ラジオ7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)、在阪民放ラジオ6局(朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA)の地上波ラジオ放送をCMも含め、そのまま同時に放送エリアに準じた地域に配信するサイマルサービスです。配信エリアは在京7局が東京、神奈川、千葉、埼玉、在阪6局は大阪、京都、兵庫、奈良となっております。ネットワーク環境によってはエリア内でも聴取できない場合もありますのであらかじめご了承ください。

と、「通信」なのに「放送」のような地域を重んじるのルールを採用している。まだ実験段階の現時点ではの話ではあるが、理に合わない話だ。

そして放送関連4法の改正も、新しいサービスが生まれるいっぽうで、存在意義が薄れつつある地方局を守ろうとするチカラも働いている。地方局への出資上限を現行の20%未満から3分の1未満にすることは、既得権を持っている者の保護ととられてもおかしくない。

一番下の動画で、原口一博総務相は「リーマンショック以降の~」という決まり文句から、「一時的な措置」と言っている。だが、この出資上限の改正はマスメディア出資緩和 地方局救済が狙いと解釈されるのが自然だろう。











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