Hisakazu Hirabayashi * Official Blog激震 マスメディア~テレビ・新聞の未来~と裏番組

激震 マスメディア~テレビ・新聞の未来~と裏番組

しつこく書いているが、今月=2010年3月はメディア産業にとってインパクトがあるできごとがあって、そのひとつがradiko(3月15日サービス開始)、次にtorne(3月18日発売)、そして今日、3月23日から日本経済新聞の電子版のサービスがはじまった。

そんな出来事が重なるさなか、昨日(3月22日)の夜だったがNHKスペシャルで「放送記念日特集-激震 マスメディア ~テレビ・新聞の未来~」が放映された。ものすごく簡単に番組内容を要約すると、メディア産業はデジタル化の波がやってきている。すでにアメリカでは、有力新聞社が経営破綻するなどの“激震”が起きている。さて、日本はどうなる? を討論する番組だった。

仮にグループAと呼ぼう。
●日本新聞協会会長   内山斉
●日本民間放送連盟会長 広瀬道貞

といった肩書きをお持ちの人は、既存マスメディアは「やはりパワーがあるのだ」「生活者は求めているのだ」「であるからして、なくならないのだ」と主張する。

すると、

仮にグループBと呼ぼう。
●ドワンゴ会長     川上量生 
●ITジャーナリスト  佐々木俊尚
●学習院大学教授    遠藤薫

……の方たちは、けっしてマスメディアを全否定し、インターネットが万能と言っているわけではないが、上記の主張に反論をしようとすると、どうしても討論は対立の構図になってしまう。話は噛み合わない。

加えて、決めつけてはいけないが、仮にグループBの人はマスメディアのことをよく知っている。「総務省の許認可」や「宅配制度」のような知識を知っているし、ごく普通にテレビを観て、新聞を読んだ人としての皮膚感覚も持っている。だが、グループAの方たちは実生活でインターネットを体験している感覚はなく、それもまた議論が空回りする要因だったように思う。

それで、だ。

おもしろいことに、この番組を観ながら討論をしようとするインターネットのライブストリーミングがあって、【緊急生放送】激笑 裏マスメディア~テレビ・新聞の過去~という中継をやっていた。

私は、この両方を視聴していたのだが、頭の中で思い浮かんだのは、メビウスの輪だった。
マスメディアの代表格、NHKスペシャルで「激震 マスメディア ~テレビ・新聞の未来~」を放映している。その放映内容について、インターネットで討論番組が行われている。どちらが表で、どちらが裏かわからない。表だったものが1周すると裏になる……。そんな感覚に襲われた。

そして、この両方を見て、新しい気づきがあった。
裏番組の意味。

マスメディアの世界では、他局が放映する番組が裏番組だった。
だが、昨日の夜がそうであったように、テレビで放映して番組に「同調」「対比」などをさせて、インターネットでライブを行うことも、裏番組なのだと思った。

今でも討論は続いているようだ。

激震 マスメディア ~テレビ・新聞の未来~】について
激笑 裏マスメディア~テレビ・新聞の過去~】について

Comment

デジタル化 インターネットの扱いがわからないです。稼ぎ方がわからない。経済新聞かいます。
  • 2010/03/23 13:43
  • いちご
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