Hisakazu Hirabayashi * Official BlogiPadと桃ラー

iPadと桃ラー

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/04/14/085/index.html


アップルは、iPadの米国外での発売時期を5月末とすることにした。
当初の発表予定日では4月末だった。
ギリギリのタイミング‥‥ともいえる昨日に発表するのだからすごい。

アップルの姿勢はあくまでもで強気だ。
邪推だが「米国で人気が出る」「製造が間に合わない」「他国では発売延期」というのは、はじめから想定されていたシナリオかもしれない。

なぜなら4月末に発売するためのiPadのプロモーションは、行われていなかったに等しい。
少ない情報だけがある。
それを手がかりに、ユーザーが熱心に性能や発売日について調べる。
一時期、「4月24日発売説」がまことしやかに流れたこともあった。

わざわざアメリカまで行って購入したユーザーが、「これはイイ!」とブログで書いたり、Ustreamを使って実機の使用デモンストレーションを行ったりする。そう、アップルは自らが多くを語らなくても、ユーザーのクチコミが波及することを、はじめから計算していたかのようだ。

今回の発売延期についても同じだ。
多くを語らない。
語らなくても、iPadという製品は人気がある、ということが皆に知れわたる。
そして、この1か月遅れ、というのも巧みな感じがする。
1か月ならば、欲しいという気持ちは冷めない。
もし、6か月と言われたら、ユーザーの物欲にリセットがかかってしまうだろう。

私は思った。
今回の発売延期で、iPadの注目度と人気は4月末発売よりも高まったであろうと。
「人気が出る」「製造が間に合わない」→「さらに人気が出る」……といえば、思いつくのは桃ラーだ。
そう、iPadは桃ラー(正式名称:「辛そうで辛くない少し辛いラー油」)のように売れるのだろう。

それにしても、「製造が間に合わない」ということについて、「心より深くお詫び」する桃屋は日本企業らしい。
良い意味のガラパゴスだ(^^)。

iPadはいかにも「英文を訳しました」という雰囲気がする報道発表を行っている。

比べるものではないことを承知したうえで感想を述べるのだが、桃屋のお詫び文のほうが好感が持てる。

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