Hisakazu Hirabayashi * Official Blogニンテンドー3DSについて

ニンテンドー3DSについて

「静かだった気がする」で更新が止まっておりましたが、「任天堂カンファレンス2010」の様子、ニンテンドー3DSについて書きました。

ニンテンドー3DSの特長は3Dではない・平林久和「ゲームの未来を語る」第3回
コチラです→http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2213

国語の試験問題風に、筆者の述べたいことを要約せよと出題されたら、
3Dをあえて強調しなかった。むしろ、「すれちがい通信」や「いつの間に通信」が強調された。
と記述するのがきっと正解です。

そうやってコンパクトにまとめればいいものを、この時期に登場する新型家庭用ゲーム機=ニンテンドー3DSには思い入れがいろいろあって、他のメディアがあまり書いていませんが、ARカードのことも書きたくて、とてもとても説明くさい文章になっています。

オチの部分は、かなり迷ってボケました。
そうしないと、重い原稿になってしまうと思ったからです。

でも、こんなネタばらししてどうする? って話ですが、最初はもっとキザったらしい締めを考えていたんです。

それは、第35代アメリカ合衆国大統領、ジョン・F・ケネディの大統領就任演説を剽窃(ひょうせつ)してまとめることだったんです。

世界の長い歴史の中で、自由が最大の危機にさらされている時に、自由を守る役割を与えられてきた世代はごく少ない。私はこの責任からしりごみするものではない、私はそれを歓迎する。われわれの誰かが自分の立場を、他の人もしくは他の世代と交換するだろうなどということを私は信じない。こうした努力にわれわれが捧げるエネルギー、信念、献身こそがわれわれの国家を、そして国家につかえるわれわれを照らしだすのである。そしてその明かりから発せられる輝きこそが、本当に世界を照らしだすのである。

そして、わが同胞のアメリカ人よ、あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。わが同胞の世界の市民よ、アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、われわれと共に人類の自由のために何ができるかを問おうではないか。

最後に、あなたがアメリカ市民であろうが、世界の市民であろうが、われわれがあなたに求めるのと同じ高い水準の力と犠牲をここのわれわれに求めて欲しい。良心を唯一のたしかな報酬とみなし、歴史がわれわれの行動に最終的な判断を下してくれることを信じて、神の祝福と助けをもとめながらも、この地球上では神の仕事はわれわれ自身でなしとげなければならないということを肝に銘じて、われわれの愛すべき国を導くために前進しよう。


ここに書かれた「自由」をゲームに。
「アメリカ人」を「すべてのゲーム業界人」に。
置きかえた文章を書こうと思っていました。

ええ、あの静かさは、「国家(任天堂)があなたのために何をしてくれるか?」を期待している人たちの落胆に思えたんです。と同時に「あなたがあなたの国家のために何ができるかを問う」に対するエネルギーを聴衆から感じなかったんです。もちろん、主観的な印象ではありますが。

ですから、
3Dをあえて強調しなかった。むしろ、「すれちがい通信」や「いつの間に通信」が強調された。
……を軸にしながらも、筆者がいろいろなことを盛り込みすぎた文章になってしまったんですね。

本当は心の中で、岩田社長が最後の場面で「わが同胞のゲーム業界人よ、ハードメーカーがあなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたのハードウェアのために何ができるかを問おうではないか」などと言ったらカッコイイのにな、などと考えながら、あの日、夕暮れの幕張メッセを私は去ったのでした。

だから、冒頭の部分、岩田社長のスピーチの描写から入ったのに、いかしきれなかった。
筆力ないなー、自分。で、ここにもうワンパターン用意していた締めをわざわざ書いて、未練がましいなー、自分であります。

せめてもの償いに、エントリーのタイトルを「ニンテンドー3DSについて」と誰でもわかるものにしました。

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  • 2010/10/05 21:15
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  • 2011/02/21 10:11
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