Hisakazu Hirabayashi * Official Blog字幕テロ

字幕テロ

  • Day:2010.11.29 00:26
  • Cat:言葉
NHK大河ドラマ『龍馬伝』の最終回。
クライマックスシーンで、愛媛県知事選の当確のテロップが出た。

その瞬間に、流布したコトバが「字幕テロ」。
今日はあちこちの職場で話題になることだろう。
ネタとして、語呂の良さとして、「字幕テロ」はウマイと思う。
座布団一枚だ。

だけど、語弊があるかもしれないが、テロを起こす側には、それなりの理由があって、ましてや自らの命を賭してまで行う「自爆テロ」は、私には想像もつかないほどの強い信念や宗教心がないと、できないことだろうとも思う。理屈屋でくそまじめな自分もいる。テロを擁護する気持ちが、心の片隅にあって、ぬぐいきれないのも事実。

9.11テロがあった直後だった。
当時の小泉純一郎首相は、「断固としてテロリズムと戦う」と演説したのが印象的だった。

「断固としてテロ行為と戦う」なら気にならない。
テロ行為をされたら困る。
テロは行為は罪。

けれど、テロリズムとなると、そうせざるをえない人の心に踏み込んだ発言になってくる。これは、罪を憎んで人を憎まずの精神に反しているな、と思ったことがある。

テロ行為は取り締れる。
金属探知機で調べることもできる。

でも、テロリズムは取り締まりの対象にならないし、機器を使って調べることもできない。

私は願う。
今日、私のまえに「字幕テロ」と言う人があらわれないことを。

暗殺で歴史が好転することはまずない。だが、桜田門外の変は例外だった。(司馬遼太郎)

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  • 2010/11/29 00:45
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