Hisakazu Hirabayashi * Official BlogGALAXY Sの感想(4)

GALAXY Sの感想(4)

前回までは、消費電力の話やSPモードのこと。
GALAXY Sの小ワザのようなことを書いてきた。

今回は大振りをする。
世界の変化についてだ。
人類は歴史的な変化に直面しているのかもしれない。

アンドロイド携帯を使うということは、Gmailのアカウントを持つことが、ほぼ必須条件となる、という意味のことを昨日書いた。

メールばかりではなく、YouTube、Googleカレンダー、Picasa 、ブラウザのクロームのお気に入り、Google Docsが、手元の携帯端末と自宅やオフィスのPCで入力した情報を同期させることができる。何かを調べようと思ってGoogleの検索窓をタップすれば、履歴がすっと表示される。これらは、Googleのサーバーに、情報が一元管理されているからできることだ。

便利だ。
便利すぎるくらいに便利だが、ふと、思うがある。

「私」にかかわる情報は、Googleのサーバーにすべて残されている。
「私」はGoogleのサーバーと見えない紐でつながっている。
「私」のことをGoogleはよく知っている。
「私」の本籍地であり、住所でもあり、会社の所在地でもある、東京都・渋谷区よりも、Googleのサーバーは「私」のことを、よく知っている。すべてお見通し‥‥の恐怖感もときおり感じてしまうのだ。

iPhone、iPad、iTunesも「私」のことを、かなり知っている。
Amazonも、「私」のことを、かなり知っている。

だが、本当に表現が抽象的になってしまうのだけれど、アップル社やAmazonがやっていることは、カワイイものだ。「私」の好みを知って、儲けたいんだろうな……ですますことができる。

前述した、Googleの各サービスと同期する機能を持ったアプリケーションはiPhone用にも開発されているが、それらを使っている際には、あまり意識しなかった。

いや、GoogleさんとはPCを通じて、かれこれ10年間のつきあいになるけれども、「私」のことを知り尽くされている、と格別な感情を抱いたことはない。

けれど、アンドロイド携帯を使っていると、Googleのアカウントを持っていることが、いかに大切かが、身につまされる。

Googleは企業の範疇を超えた、国境も越えた、情報の総元締めになっていく。
GoogleにID=アイデンティティを帰属させておかないと、生きていかれないような錯覚におちいることもある。

極端な話、そのうち、住民票とGoogleアカウント、どっちか選べと言われたら、とGoogleアカウントと答える人が出てきそうな感じさえする。

20世紀まで。
人は肉体がどこにあるかによって、帰属する集団は定められた。例:渋谷区。
21世紀から。
人は情報を誰と結びつけるかによって、帰属する集団は定められていくのか。例:Google。

そんな愚にもつかない雑感を述べているうちに、Googleエディションズのサービスがまもなくはじまる、というニュースも流れてきた。

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