Hisakazu Hirabayashi * Official Blog「篩」いにかかって、来年は「融」と予測してみた

「篩」いにかかって、来年は「融」と予測してみた


公私にわたり忙しかった。
オジサンの訓話ではないけれど、心を亡くすから忙しい。
心を亡くしていた。
そんな年末だった。


ところで忙しいだが、他人に使う言葉でないことを、Twitter上で、どなたかの発言で知った。
「お忙しいところ恐れ入ります」は丁寧なようで、失礼にあたる。
「ご多用のなか恐れ入ります」が正しい用法だそうだ。
小さいことのようだけど、大きな学びとなった。


ゲーム業界の重大ニュースというのを考えた。
10個か20個はサッと思いつくが、どうもそれを書く気になれない。
ひとつひとつの断片情報に、順位をつけて並べて何になろう。
天の邪鬼な性格だから、そんなことをするよりも、大きな潮流を読み解くことのほうが、思考していて楽しい。


今年のゲーム業界を漢字一文字であらわすと「篩」だ。
「ふるいにかける」の篩い。
そして、篩いにかかったものが来年は「融」する。
融合、融和の「融」。
今までの枠を飛び越えて、タテ・ヨコ・ナナメに結びつくだろうと予想する。


東京都青少年健全育成条例改正案は、ブロガーやTwitterユーザーにとっては格好の話題となった。大手出版社も強行姿勢を貫いていた。私は公の場で、一切このことについては触れないようにしていた。年の瀬なので、最後に一言。


東京都内のあらゆる駐車場に、都条例によりアイドリングをしてはいけないと書いてある。だが、アイドリングをして捕まった人を見たことも聞いたこともない。児童ポルノを賛成するわけがない。石原慎太郎という表現者が、こういう条例をつくろうとすることに、何か文句を言えと言われれば、いろいろなことがいえる。私にとっては黙っていることが、無言の発言のつもりだった。


毎年、思うことだが、げにおもしろきは人間である。
私は少なくとも2名の人間に裏切られた1年だった。
その責は私にもある。
裏切られたと同時に、私は裏切りもした、と反省している。


最近、友人の事業がうまく行っていないと聞いた。
早晩、大きな問題が起きるだろう。
今までチヤホヤしていた人が去っていく光景が見えるようだ。
その時に何か力をお貸しすることはできないか、心の中で準備をしている。


ところで、ゲーム業界を愚弄しているとしか思えない行動をとった、元友人→今知人がいるが、その落とし前はきっちりとつけてもらいたい。別に私が殴りこまなくても、自然に淘汰されるだろう。なんたって、「篩」の年だから。静観する。


10年前、私は私らしく生きているとは思っていなかった。
具体的に言うと、自分が創業し、筆頭株主で、経営をしている株式会社インターラクトという会社なんぞは、潰れてなくなっていると思っていた。


約10年前の私はゲーム業界の悲観論者だった。
そのへんの事情はこの記事の前半に書いてある。
だから、この10年間の自分の目標は「生き残ること」だった。


生き残れば、やがて、創業時に夢見た時代がやってくる。
ところで、「ゲームの未来を語る」だが、明日、今年の最終回がアップされる予定。
たぶん、現在、ブログを読んでくださっている皆さんが、予想もしないような方をインタビューさせていただいた。楽しみにしていただいている方は、どうかお楽しみに。


2010年を、もうすぐ無事に終えることができそうで、気分がいい。
生き残れて良かった。
陽はまた昇る次の10年がやってくると信じている。


裏切りも、音信不通も、新しい出会いも、すべてあるがままを受け入れている。
今日はこれから、30年間つきあってきた親友と会う。
彼には宇宙ほどの借りがあるし、貸しもある。
そんなことをいちいち気にもせずに、会えるから親友だ。


そういえば、『ブラウザ三国志』が大変なことになっている。
私が所属する同盟の中に、敵対する同盟の内通者がいて、戦争となり、敗戦を繰り返している。私の城も、いずれ敵から攻められるから、同盟から離反したほうが得だが、最後まで戦おうと思う。


『ブラウザ三国志』の中で私が生き残れるかどうかは、今年の年末年始が山場だろう。
人間、毎日生きていると、いろいろなことがある。そんな結びしか、思いつかない。
では、また明日、お会いしましょう。

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