Hisakazu Hirabayashi * Official Blog日曜版・あすへの話題

日曜版・あすへの話題

  • Day:2008.09.07 00:00
  • Cat:働く
日本経済新聞の夕刊一面に「あすへの話題」というコラム欄があります。

「あすへの話題」……未来を見据えて専門家が語る……ではなくて、こういっては失礼ですが、近視眼的。

ま・さ・に……話題の提供が目的。

明日の会社の朝礼で、何を言おうか困っている人向けに、ネタを提供しています。
特に明記はしてませんが、そういう、編集方針なのだ、の匂いがプンプンします。

「あすへの話題」……見事なネーミングであります。

「あすへの話題」の見出しに視線が飛びついて、本当に明日の朝礼の話題にしようかなと考えている人が、たくさんいるのかと思うと、ちょっと救いの手を差し伸べたくなります。特に多くの場合、ローテーションで順番が回ってくる一般社員の方たち。お話をするネタに困ってるんですね。

そもそも、会社の朝礼って何でやるんでしょうねぇ?
ちゃんと上司の方に教わりましたか?

まだ眠い、朝の気分を引き締めるため。
通達・連絡事項当等を、全社一斉に伝えるため。
なんとなくお互いに顔を見て安心するため。
じつは、遅刻防止のため。

いろんな意味があるかと思いますが、朝礼の、私が考える一番の目的は、特に社員が順番で全員の前で話す……なんていう、まさに「あすへの話題」の力を借りたくなるような自由題のようなスピーチ形式は、一見すると仕事や会社とは関係ないことから、じつは、「こんな発見をした」みたいなものが求められています。

「ウチのわんちゃんが大きくなって5キログラムになりました」などの、ただただ私的な話をしてはいけないわけで。

本来すべきは、日頃の問題意識の高く、プロフェッショナルとしての向上心があり、そこから生まれる、世の中の出来事と、自分の仕事の見えざる関連性を発見する力。すなわち、本質を見抜く力。

それを皆のまえでプレゼンテーションし、「知」を共有することが、話す人にとっても聞く人にとっても、
最高の朝礼だと思うんですね。

「あすへの話題」をそのまま朗読するのはダメで、そこから自分の職場・シゴト・業界の話に“持ってくる”パワーが大事です。

私、私・マーケティングしました。

すると、日曜のアクセスは平日より少なく、日本経済新聞の夕刊は休みであります。
しかしながら、毎日はやらないけど、月曜だけは朝礼をやるという会社は多い。
……そこで考えました。
「日曜版・あすへの話題」というのを、しばらくの期間、試しに書いてみようかと思います。

形式としては、前段であーだこーだと御託並べて、最後はそれにまつわる金言・名言・格言で締める、という編集方針にしました。

第一回は、問題意識の高さ。向上心の高さ。世の中の事象と自らの仕事の見えざる類似性・関連性を発見する名人の登場してもらうことにしましょう。

その人の名はイチロー。
鈴木一郎。
Ichiro Suzuki……です。

彼は言います。
.
「僕は着る服も野球のことを考えて選んでるんですよ」


「僕は決して打率4割とは言わないんです。6割の失敗は許してやるわ、と。いつもそう言っているんです」


「ヒットを打った瞬間、自分の頭の中でレベルが上がった音がするんです。『ドラゴンクエスト』みたいに」



インタビューの答えが、まったく野球に関係ないけど、それがちゃんと野球の話に戻ってくる。
その意表をついたおもしろさを味わってください


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Comment

こんばんは。
イチローは凄い選手だと思います。
イチローの生き方に興味を持ち,いくらか本を読んだりしました。
彼は毎日同じものを食べ,試合前後には決まったトレーニングを行い,同じバットを使い,色々なこだわりを持って行動のパターンを決めているようです。
一見,不可解で不思議な行動のような感じがしたのですが,松井秀喜の本に,4番バッターとして試合の重要な局面でなぜ緊張せずに打てるのかという質問に,練習時と試合時の感覚を一致させるためにルーティンを繰り返すと書いていました。
ルーティンとは打席に入る位置,足場の確認,バットを見て投手を見る…全ていつものことをやり,後はバットを振るだけ…そのことで試合のすごい場面での緊張も押さえられると書いていました。
イチローと松井の絶妙な一致に納得したことを思い出しました。
長々と書いてしまいました。
私はそのことを真似して,仕事で緊張を消したい場面では有効に使わせてもらっています。
さすがイチロー
df504さん、コメントありがとうございます。
確か、おにぎりを食べるのが日課でしたっけ。
ホント、イチローには学ぶところが多いですね。
プロフェッショナルとしての「構え」が特に。
ちょっとそれるかもしれませんが、外野手としてフェンスにぶつかる時ありますよね、捕球で。
あの時に力が入ると怪我するんですって。
だから、力を抜いてフェンスにぶつかる、というすごい難しい練習をするそうです。
私は、この「力を抜いてフェンスにぶつかる」を身につけたいです。
  • 2008/09/07 23:50
  • 平林久和
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